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Kenの日記
by Ken
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■決算
私の会社(SLT)は12月で締め切る決算を行っているので今大変忙しいのです。普通でも大変なのですが今回は次のようなイベントを処理する必要がありました。
1.昨年11月に移動体子会社「モビテル」を100%子会社化した。(以前はそれまでは40%の株を所有していたのです。)
2.この「モビテル」は6月末決算会社であったところを今回の買収後、12月決算に変更した。
3.SLTは昨年11月政府保有株が売りに出され、その株は2003年1月にコロンボ証券取引所に上場された。
4.政府は2003年の法人税率をこれまでの35%から30%に変更した。(SLT)は投資優遇税制などにより多額の繰延税資産を保有していた。
これらにより主要なものだけでも以下の会計処理が必要になります。
1.2.モビテル社買収にともなう「暖簾」の計上。モビテル社について16ヶ月間(2001年7月から2002年10月)の利益を持分法により合算する。そして2ヶ月(2002年11・12月)間について連結決算を行う。
3.情報開示時期にはコロンボ証券取引所に上場していることから、上場ルールにしたがい四半期決算の開示を行う。具体的には、監査前の財務諸表を決算後2ヶ月以内の公表する。これは英語・シンハラ語・タミール語の新聞に掲載する必要がある。(監査後の財務諸表、営業報告書等を決算後3ヶ月以内に公表できるならこの義務は免除される。これは非常に困難)
4.税率変更により税資産の評価損の計上しなければならない。「税率が減ってなぜ税金が増えるのか」という難しい質問を説明しなければならない。
これらの処理を含めてを遺漏なく・遅滞なく決算処理をするのは大変な作業です。26日今日が決算公表のための新聞締め切りでした。さて順調に進んだのでしょうか?
(追記)もう一つ懸案がありました。子会社モビテル社は、従来の方式から世界的に標準になりつつある「GSM方式」に移行することにしているのです。つまり従来方式の設備について「減損」会計適用の可能性がでてきているのです。
02月26日(水)
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