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Kenの日記
by Ken
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■ソニア・ガンジーのこと
2004年4月の総選挙においては、経済発展の実績を背景に「BJP」連立与党が圧倒的に勝利するだろうと考えられていました。ところが、インドの人々はソニアが率いる「国民会議党」を選んだのです。6億人の有権者の投票による世界最大の民主主義投票制度において、歴史的な勝利を得てしまったのです。敗れたバジパイ氏は「BJPは敗北したがインドの民主主義は勝利した」と、インドの選挙制度、そして人々の選択を素直に賞賛しました。


「勝ってしまった」ソニアは、選挙後の5月16日の日曜日に連立政権樹立のためのパーティを開きました。この席上で事実上「ソニア」の首相指名が決まったのです。他方、表面的に言うと「月曜日」のムンバイ証券取引所の株式が大暴落。裏では何が進んでいたのかわかりません。水曜日夜の突然「首相就任事態」になったという訳です。


ニューデリーのインディラ・ガンジー記念館には、インディラとラジブの暗殺された時に身に着けていた血に染まった服が展示されています。この一週間、夫と義理の母をテロによって失ったソニアが、自らその地位に着く決心をして、そして辞退したのでした。あまりの激動で心中を察することはできません。


しかし、テレビや新聞で報道された「亡き夫」を偲ぶ白いサリーに身を包んだソニアの姿が非常に印象的で、非常に美しいことは確かでした。新聞に載ったラジブとソニアの美男・美女のカップル、幸せそうな家庭の写真と対照的でした。


最後に本当に蛇足ですが、インドの隣国「スリランカ」では、同じく夫をテロで失った「クマラトウンガ大統領」が、4月の総選挙で勝利してしまったので政権樹立・運営に必死です。そして、反政府組織の「LTTE」は内部分裂を起こしていて、13年前のラジブ暗殺の責任の押し付け合いをしているのです。

05月21日(金)
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