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日々の暮らし
by nagomu
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■雲間から太陽
台風4号の影響か、曇り空。
今日は、日本橋にお茶を飲みに行った。
先月、Y氏の普段着を日本橋高島屋の自由区で買ったら葉書が来て、葉書持参で5月下旬から6月上旬に来店した人にはティールームのチケットをくれるというので、ちょうどいい暇つぶしと言うことで出かけた。
どの階の喫茶室でも良いと言うことだったので、紅茶党のY氏とわたしはフォションのティールームへ。
紅茶・コーヒーならどの種類でもOKと言うことなので、めいっぱい高いものを(貧乏人めが!)…と言うわけではないのですが、目新しいものを頼んでみようと、セイロン・ファニングス・ディンブラなる紅茶を注文。
セイロンはともかく後ろの「ファニングス」「ディンブラ」は何?と思いながらでしたが。(後で調べたところ、「ファニングス」=粉末状のとても細かな茶葉のこと、「ディンブラ」=地方名)
Y氏は季節の紅茶をオーダー。
ポットでサーヴィスされたお茶は、きっちり砂時計通りに注いだ時点で、明らかに出しすぎ(店員さん、Y氏の頼んだお茶に合わせた模様)。
一口飲んで、いきなり差し湯をティーカップに直接注ぐ羽目に。
それでも、かなりの美味で、ミルクティーにしても(した方が?)良し、という感じ。
あわせて頼んだ紅茶味のエクレアもおいしかった。一口食べたY氏が「ルマンドだ!」(←ブルボンのお菓子)と叫んで、ちょっと脱力したけど。
いや…ルマンド好きだし良いんだけど、何だかな…。
一昨日の金曜日、チーム打ち合わせがあって、一悶着あったようななかったような、…要するに、チームリーダが言うところの今後のタスク及び方針の設定が、そもそも根本から間違ってるんじゃないのか?ということだったんだけど、打ち合わせの、その瞬間には自分の中で問題点が明確でなく整理がつかず、何か違う!と思いながらも結局だんまりになってしまい…自己嫌悪しきりだった。
年長の後輩くんは眉間に皺を寄せて、尋常じゃない様子で黙ったきりで、えもいわれぬ雰囲気の中、先輩が遠回しに指摘はしたのだけれど、結局何ともかんとも実のない打ち合わせだった。
その夜、先輩たちと飲みに行って、その辺りの話をしていて、自分の至らなさやら今後の展望の暗さやらに改めて愕然とした。
…と言うようなことがあって、その件で土曜いっぱいと日曜の昼過ぎまで、気が晴れなかったのだけれど、今日、お茶を飲みながらY氏に長いこと相談して、大分すっきりした。
同業だから出来る相談というか…この人と結婚して良かったなぁとしみじみ。
夕方に高島屋を出たら、雲が切れて、夕日が射していた。
車のボンネットに、ヴェネツィアングラスみたいなトンボ玉みたいな水滴が無数に転がっていて、少し前に一雨来たのが分かった。
それらが、軽くなった心ときれいな夕焼けの空と相まって、何だか良い感じだった。
06月01日(日)
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