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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■耳猫とムーン・シャーベット
長野まゆみの本を、また2冊読む。『耳猫風信社』と『夜間飛行─Moon Sherbet』だ。この2冊はタイトルに惹かれて(という人は多いだろう)、図書館で借りたものだが、今まで読んだ中ではこの2冊が一番面白かった。
画家の絵になぞらえて描かれている『夜間飛行』のほうは、さすがに美大出身だけのことはあると思える作品。個人的には、ここで使われているポール・デルヴォーはあまり好きではないので、絵には感情移入できなかったが、なるほど、この世界かと納得できるものだった。
とりあえず図書館で借りた長野まゆみの本は、これで一段落。7冊も読めば、だいたいその世界が理解できたとも言えると思うから、このあたりでいったんやめておこうと思う。もういい加減、少年・少女の世界は飽きた。もちろん、今回読んだ本も少年もので、この2冊に関してはとても面白かったから、少年・少女ものが面白くないということではないだろう。
今日はひどくむかついたことがあって、気分が悪い。というか、それだけじゃなくて、ずっとイライラしているんだな。それが、今日あることで噴出した感じ。とはいえ、誰かにあたったわけでもなく、ひとりでただ怒っていただけなんだけど。。。書くに書けないもどかしさに、またイライラする。
今年は、毎年すごく楽しみにしている紀伊国屋の洋書バーゲンもないみたいだし、ほんとに悲しい。バーゲンやらないのかなあ、もう・・・。(泣
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『耳猫風信社』/長野 まゆみ (著)
文庫: 193 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 光文社 ; ISBN: 4334734537 ; (2003/03/12)
出版社/著者からの内容紹介
11歳になったぼくは、きょうは絶対、日記帳を買うんだ、と決意し、境界を越えてとなり町に足を踏みいれた。古めかしく、それでていどこかしら懐かしい風景。ぼくは、眼帯をした不思議な少年と出逢い、《山猫の店》という奇妙な文具店を教えてもらう。雨に烟る《耳猫風信社》、埠頭でのひそかな上映会、なかなか行きつけないとなり町。冒険の末に少年が発見したのは・・・。
『夜間飛行―Moon sherbet』/長野 まゆみ (著)
単行本: 165 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 作品社 ; ISBN: 4878931655 ; (1991/07)
内容(「BOOK」データベースより)
月はもう沈み、夜空には満天の星が燦めき、海には星の光が静かに映っていたのだけれど、突然、ぼくたちの眼の前で、海面がせり上がり、檸檬色の潜水艇が現れた。ぼくたちはそれに乗り込んだが、これはほんとうは何なんだろう。燦めく宙空に紡がれるスペース・ファンタジィの傑作。
03月10日(金)
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