ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■性懲りもなくファンタジー三昧
図書館で、原書で読もうかどうしようかと迷っていたエミリー・ロッダの<ローワン・シリーズ>を全部借りてしまった。さらに、テリー・ブルックスの『シャナラの剣』。テリー・ブルックスは、前に一度違う本を途中でやめているのでちょっと不安なのだが、物語の設定も何も全然違うのだから、とりあえず期待しよう。なにしろ「幻の名作」と言われている本だから。

読み終えた『グリーン・ノウの子どもたち』は、やっぱりお子様向け。<ローワン>もお子様向けだが、これはさらに年齢が下がるという感じ。小学生の頃に読んでいたら、きっとこの世界がうらやましくなっただろうなと思う。でも、そうすると「マナー・ハウス」とかのことは知らなかったわけだし・・・。ともあれ、いかにもイギリス的なお話だった。しかし、ここってホーンテッド・マンションか?と思うような話でもある。これにも続編があるが、たぶん読まないだろう。

ジェフリー・フォードの『白い果実』は、冒頭が気にいればじっくり読もうと思ったが、私の好みではなかったので、ざっと一気読み。その前が、ひらがなばかりのお子様向けだったので、意識的に漢字を多用している本書は、妙に読みづらかった。山尾悠子氏がリライトしているとはいえ、かすかに見え隠れする金原瑞人氏のアレルギーもあるかもしれない。あとがきを読んだ途端に興味を失った。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『白い果実』/ジェフリー・フォード (著), Jeffrey Ford (原著), 山尾 悠子 (翻訳), 谷垣 暁美 (翻訳), 金原 瑞人 (翻訳)
単行本: 349 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 国書刊行会 ; ISBN: 4336046379 ; (2004/08)
『グリーン・ノウの子どもたち 児童図書館・文学の部屋 グリーン・ノウ物語(1)』/L.M.ボストン (著), 亀井 俊介 (翻訳)
単行本: 254 p ; サイズ(cm): 21
出版社: 評論社 ; ISBN: 4566010007 ; (1972/01)

※画像は原書 『The Children of Green Knowe (Green Knowe 1) 』/L. M. Boston

訳者あとがきより
『グリーン・ノウの子どもたち』は、7歳の少年トーリーが、たった一人で汽車に乗り、イギリスの田舎にあるグリーン・ノウという屋敷を訪ねるところから始まります。少年の両親は遠いビルマに住んでおり、おまけにお母さんは二度目のお母さんで、どうしてもなじめず、少年は、学校の校長先生の家で、さみしい毎日を過ごしていました。ところが、今度の冬休みを、死んだ本当のお母さんのおばあさん、つまり大おばあさんのもとで、過ごすことになったのです。孤独な少年の不安と期待は、この新しい場所で、どのような運命にあい、どのような喜びをつかみ、またどのような悲しみを味わうことになったでしょうか。それを物語ったのが、この小説です。


『グリーン・ノウの子どもたち』は、1954年に出版されました。作者のルーシー・M・ボストン夫人は1892年の生まれですから、このとき、もう62歳のおばあさんだったはずです。しかし、子どもの喜びと悲しみがこんなによく描けるからには、よほど若々しく元気な心の持ち主にちがいありません。物語の舞台になるグリーン・ノウの屋敷は、ロンドンの北のほうのハンティングドンシャーというところにある、マナーハウスという名の家をモデルとしています。それは1120年に建てられた、イギリスで一番古い住居の一つで、ボストン夫人は、実際にここに長年住み、家を守ってきました。私たちは、作者のボストン夫人に、グリーン・ノウの女主人、オールドノウ夫人のような人を想像してもよいでしょう。


◆図書館貸し出し

『シャナラの剣(上)』/テリー・ブルックス (著), 清水 ふみ, 森野 そら
単行本: 383 p ; サイズ(cm): 22
出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594048153 ; 上 巻 (2004/11)
出版社からのコメント

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09月21日(水)
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