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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■「恋する熱帯魚」
以前に紀伊国屋で立ち読みチェックして、表紙の金魚(熱帯魚というべきなんだろうが、どう見ても金魚)がかわいいなと思っていた、ウェンディ・マーカムの『恋する熱帯魚』をブックオフで買った。

いわば、ここ数年よくある『ブリジット・ジョーンズの日記』(以下BJ)系統の本。現在読書中の本が進まないので、とりあえず全然違う雰囲気のものを、と読み始めてみたところ、「これって、私のこと?」って感じで、笑っちゃう。内容はともかくとして、やだなあ、見てたの?という箇所がいくつもあって、この作者に観察されてたのかな?という気になるほど。

・・・高タンパク質ダイエットに低脂肪ダイエット、そしてキャベツスープ・ダイエットと次々に試したあげく、最も古典的な方法をとることにした。食べる量を控え、摂取カロリーを減らし、運動量を増やす。1日千キロカロリー程度に抑えるようにする。

考えることは皆同じなんだろうけど、このダイエットに対する思考が一緒だよね。1日千キロカロリーとか。他にもお金をかけずにエクササイズするというわけで、ウォーキングをするとか。ちなみに、昨日は2万歩以上歩いた!

・・・『怒りの葡萄』の古本を買う。文学専攻のころ、なぜか読む機会に恵まれなかったけど、読んでおくべきだと後悔していた。ダイエットや貯金やエクササイズと同じで、自分を磨くのに役立つと考えて本を買う。

私が初めて買った古典の洋書(しかも古本!)が、スタインベックの『The Grapes of Wrath』だったのだ。結局挫折して、文学部だった友人(私は文学部ではない)にそれを話したところ、「“怒りの葡萄”なんか買うからよ!」とにべもなく言われた。それ以来、スタインベックは敬遠していたのだけれど、モントレーでスタインベックの銅像に会ってから、ちょっと身近になった気がして、またトライしてみるかな?と思っていた。でも、先日紀伊国屋のバーゲンで、『East of Eden』を見つけたものの、やっぱり手が出なかった。

・・・今年の夏は古典文学を読むと決めたことを思い出す。そこら中に散らばっているペーパーバックを一箇所にまとめて積み上げる。さらに、メアリ・ヒギンズ・クラークやジェームズ・パターソンの本をフトンベッドの下に押し込み、ジョイス・キャロル・オーツの最新作を枕元に置く。純文学に入らないかもしれないけど、今わたしの部屋にある本の中では、いちばんまともな小説であることは確か。

私もクラークは読んでるし、パターソンに至っては、コレクターであると言っても過言ではないくらい。でも、オーツは純文学に入らないのか。。。そう言われてみれば、たしかにゴシック小説家とも言われているし、オーツはなんか違うという感覚があった。

というわけで、なんだか妙に親近感を持ってしまった。「BJ」系統の本といっても、全く「BJ」のようではない主人公なのだけど、この手の本て、主人公を取り巻く登場人物が、だいたい同じ。一番の問題であるボーイフレンドに、ウツクシイ美女のライバル。いつでも慰めてくれる何人かの女友だちとゲイの友だち。使えない上司に、世話好きな親戚。

こういう話はワンパターンではあるんだけれど、主人公が前向きだったら、それなりに結構面白く読める。この主人公も、冴えない太目の女の子なのだが、何でも前向きに考えて、がんばっているところに好感が持てる。

この主人公が私と違うところは、食事もかなりストイックだし、エクササイズもきちんとしている(ウォーキングに加え、エアロビもしているらしい)。前向きな思考に行動が伴っている。なんたって、『怒りの葡萄』を挫折せずにちゃんと読んでるし。(^^;



The Lord of the Rings: The Return of the King, filmmaker Peter Jackson's stunning conclusion to The Lord of the Rings Trilogy, arrives on DVD and VHS on May 25, 2004.


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF(明治通り店)

『恋する熱帯魚』/ウェンディ・マーカム \600

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03月13日(土)
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