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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■現代アメリカ文学が一気に到着
実のところ、私はアメリカ文学よりもイギリス文学の、それも古典の部類に入るくらいの作品が好きで、現代アメリカ文学は全く受け付けない時期があった。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』なんかは4回くらい読んだが、全然いいと思えず、勝手に「サリンジャーがアメリカ文学をダメにした」とまで思っており、アメリカ文学不毛の時期というのを過ごした。これはあくまでも好き嫌いの問題だから、実際にアメリカ文学がダメ!と言っているわけではないが。
それを打開してくれたのがジョン・アーヴィングで、その後ポール・オースターなども読んで、アメリカ文学もいいじゃないかってことで、最近は特に南部の作家や作品は面白いという風にまでなってきた。
というわけで、現代アメリカの作家たちの本というのは、アーヴィングやオースター、T.C.ボイル、一部の南部の作家などを除くと、ほとんど知らないというか、名前は知っていても作品は未読というのが多いわけで、これではいかん!と注文した本が下記の通り。それが今日一気に到着した。
その前に図書館で借りて3冊ほど読んだが、「不毛のアメリカ文学」のレッテルをはがすのは、結構難しい。やっぱり拒否反応が起こって、一筋縄では受け入れかねるのだ。今日届いた本を読むことで、少しは世界が広がるといいのだけれど。
〓〓〓 BOOK
◆Amazonから12冊
『アブサロム、アブサロム!』(上)/ウィリアム・フォークナー \1300
内容(「BOOK」データベースより)
南北戦争が始まる頃、ヨクナパトーファ郡ジェファソンに飄然と現れた得体の知れない男トマス・サトペンは、インディアンから百平方マイルの土地を手に入れ、大いなる家系を創始するべく、町の商人コールドフィールドの娘と結婚する。サトペン家の興隆と崩壊を物語りつつ、アメリカ南部の過去と現在の宿命的な交わりを描いた迫力ある長篇。
『アブサロム、アブサロム!』(下)/ウィリアム・フォークナー \1200
内容(「BOOK」データベースより)
少年時代に受けた屈辱により、南部で人間として認められるには「土地と黒人と立派な家」を持たなければならないと思い知らされたサトペンは、その野望の達成に向けて邁進する。しかし最初の妻に黒人の血が混じっていることを知って捨てた報いにより、築き上げた家庭は内部から崩壊していく。小説表現の限界に挑みながら二十世紀文学の最先端を歩み続けたフォークナーの渾身の大作。
『サンクチュアリ』/ウィリアム・フォークナー \590
出版社解説
ミシシッピー州の町に展開する醜悪陰惨な場面─ドライブ中の事故から始まった、女子大生をめぐる異常な性的事件を描く問題作。
『夜の樹』/トルーマン・カポーティ \552
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨークのマンションで、ありふれた毎日を送る未亡人は、静かに雪の降りしきる夜、〈ミリアム〉と名乗る美しい少女と出会った…。ふとしたことから全てを失ってゆく都市生活者の孤独を捉えた「ミリアム」。旅行中に奇妙な夫婦と知り合った女子大生の不安を描く「夜の樹」。夢と現実のあわいに漂いながら、心の核を鮮かに抉り出す、お洒落で哀しいショート・ストーリー9編。
目次
ミリアム/夜の樹/夢を売る女/最後の扉を閉めて/無頭の鷹/誕生日の子どもたち/銀の壜/ぼくにだって言いぶんがある/感謝祭のお客
『悩める狼男たち』/マイケル・シェイボン \2200
内容(「MARC」データベースより)
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04月28日(月)
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