ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■シングルトンズ・ダイアリー/米同時多発テロ─アメリカの不幸
昨夜、アメリカが建国以来初めて、外部から攻撃された。同時多発テロという、信じられない事態。ニューヨークの世界貿易センタービルとワシントンのペンタゴンに、テロリストにハイジャックされた旅客機が突っ込み、貿易センタービル2つが崩れ落ち、ペンタゴンはいまだに燃えている。TVで見る画像は、まるでシュワルツェネッガーの「トゥルー・ライズ」みたいだ。こんなことが起きるなんて!最悪だ!FENの放送はものものしく、米軍は全て臨戦体制。すぐにでも戦争が始まるような感じで、いよいよ黙示録の予言の到来か、と恐ろしくなった。

今年の夏は、アメリカに行くつもりだったのに、不幸で不幸でしょうがないというくらいに不幸なできごとが重なり、医師から飛行機禁止令が発令されたため、結局行けなかった。もし行っていたら、この事態に遭遇していたであろう機会は3つある。

@ニューヨークでまさに貿易センタービルを見物している。
Aヴァーモントに住んでいる作家のジョン・アーヴィングを訪ねた帰りに、ボストン─ロサンゼルスのユナイテッド航空に乗っている。
Bペンタゴンで、ロズウェル事件などの宇宙人に関する情報の聞き込みをしている。

この機会が実現していた確立は、おそらく0%だ。
なぜなら、@に関しては、朝9時前に見物に出かけるわけがない。Aは、アーヴィングの家を知らない。Bについては、全くの勘違い。

例え事態に遭遇していなくても、もし不幸が重ならなければ、アメリカに滞在していた可能性はあるわけで、それを考えるとぞっとする。しかし、不幸で不幸でしょうがないと思っていた事が、実はまさに幸運だったのかもしれないと思うと、いつも守ってくれるようにとお願いしている、亡き父の力を感じる。医師だった父らしく、私の体をもってして、行くな!と示していたような気がしてならない。

中東の争いは、何千年も昔から繰り返されているものだが、まるで理解できないので、やっと届いたレモニー・スニケットの不幸シリーズ第8巻を読む予定を変更して、旧約聖書を読んでみた。
モーゼの十戒にも、「人を殺してはならない」とあるのに、いったいどういう了見なのか。「目には見えないがたしかにそこに在る神」を信じていた祖先から生まれた者たちとは思えない所業だ。
彼らの国の事情は事情としても、今回の事態は全世界にとって、最悪のはじまりになるかもしれない。けれども、それは人類として、絶対に避けなければいけないことだ。

常日頃ぐうたらな私が、夜を徹して旧約聖書を読み、深く深く憂慮するほど、世界にとって事態は深刻であると思われる。願わくば、審判の日が訪れることがありませんように。犠牲者には、ただただ哀悼の意を表するばかり。


09月12日(水)
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