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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■シングルトンズ・ダイアリー/熱海の花火大会(2)
ひととおり眺めて、写真もいくつか撮り、もういいだろうと思い、来た道を戻る。なんとほっとしたことか!途中で昼食にお蕎麦を食べたが、生協の98円のとろろそばのほうがよっぽどおいしい!といったような代物だった。隣で食べていた女の子が、すごくまずそうに食べていたので、ちょっといやーな予感はしていたのだけれど、やっぱり!その予感が当たったことに、ちょっと満足しながら、帰り道を急いだ。早めの新幹線に乗ろう!早く東京に帰ろう!という思いでいっぱいだった。
熱海にせっかく来たのだからなどという未練など、これぽっちもない帰りの新幹線の中。寝不足だし、歩き疲れてもいるし、とにかく寝たかった。ところが、前に座った若い男女(大ばかカップル)が、座席はガタガタ揺らすし、大声でわーわー騒いでいる。車内には、他にしゃべっている人など誰もいない。皆、あきれて物も言えないのだ。しかし注意でもすれば、昨今殺されるかもしれないし、と誰も口を閉ざしている。どうにも我慢ができないので、空いている座席に移ったところ、彼らもまたこちらに来るではないか!もうしたい放題大騒ぎなのだ。
私が何か注意しなくちゃいけないんだろうか?でも、こんなばかに不幸のとどめをさされたくない。周りを見ても、皆知らんふりしているし、もし私が殴られたり、殺されたりしても、きっと誰も助けてくれないだろう・・・。やっぱり黙っていたほうがいい。東京までもう少しだ。我慢しよう。
東京駅。ほっとため息をもらす。古い鏡台も断崖絶壁も怖かったが、ばかな人間が一番怖い。早く家に帰ろう。
08月28日(火)
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