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SHIN-8's Talk to Oneself 2(コラム)
by SHIN-8
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■中古車屋での目利きは
最近友人と共に、JUやUSSなどのオークション会場に行くようになったオレ
まー河岸の競りにもあるように、車の目利きもある
いろいろと知識が増えたので、ここで皆さんにお伝えしよう
中古車買うときには誰しもが、へたなの掴まされたくないよね
でもどんなところを見たらいいのか分からない人も多いと思う
そういう方々のために、今回のTalk to…ではチェックポイントを羅列しようと思う
もちろん試乗するのに越したことはないのだが、多くの中古車屋の展示車は出来ない物が多い
そしてオークション会場も試乗までは出来ない場合がほとんどなのだ
そういうときは、一連の手順にそってチェックしていこう
【まずは外観】
このときはへこみなどが見やすい、出来るだけ日中の方がよい
夕方は光の反射の都合で洗車傷のような細かな傷が目立たなく、夜間はもちろん探しづらい
■傷・へこみのチェック■
上から下、下から上といったように視線に波を描きながら一周
またえくぼのような小さなへこみは、正面からは分かりにくい場合もあるので、ボディーに映る背景を反射させてみるのも忘れずに
■チリのチェック■
そしてボンネット、ドア、トランク、リアハッチ、フェンダーなど各隙間(チリ)の間隔も見ていく
左右で幅が違ったり、一本のチリの間隔が均等でない物には、交換したかそれとも車体がゆがんでいるかと言ったような理由がある
これは日中じゃないと探しづらい作業
■ガラスにひびがないかチェック■
特にフロントウィンドーは飛び石による小さな傷があることも・・・
これでは次回の車検時に強制的な出費になること間違いない
■モールなどのゴム部分をチェック■
低年式の車などは、劣化によりひびが入ってる場合もある
また窓周りのモールは退色により色あせてることも
特にウェザーストリップなどは、水漏れの原因にもなりかねないので、怪しいと思ったらつまんだりして、ひびが出ないか見てみよう
■ドアやトランク(リアハッチ)のヒンジ周辺のコーキング■
この部分や取り付けのボルトヘッドに不自然な傷・亀裂がないかをチェック
交換時にはもちろんコーキングが切れるので、何かしらの要素で交換した恐れ有り
またこのとき開け閉めをして、スムースに動くか、異音はしないか、ダンパーは生きてるか等を併行してチェック
■エアロなどが付いている車は■
フルバンスポタイプの場合は、衝撃が加わった時に力が集中する部分(車体との合わせの部分や、クリップ・ビスなどの固定箇所)、ハーフタイプはタイヤハウスに回り込んでいる部分や純正バンパーとの摺り合わせ部分をチェック
何かに乗り上げたりぶつけた衝撃で、塗膜にひびが入ってたり剥離してたり、FRPの場合繊維が断っていることも考えられる
■下回りをみる■
ちょっと見にくいがサイドステップやバンパーの下回りを見る
特にN産車に多いのだが内部の構造上、フェンダー下側やインナーの周り、サイドステップ下側に錆がある場合がある
内側から進行するため表面まで出てきていると、かなりもろくなっていると思って良い
■カーゴスペースのチェック■
室内は気を遣っていても、荷室には無頓着な方も多い
積んだ荷物が原因で内張やガラスに傷がないかをチェック
また内張も剥がして、テンパータイヤ(応急タイヤ)、車載工具、ジャッキなどがあるか確認
その際に浸水した跡がないかもチェック
これ低年式車は結構ある場合が多い
車種による形状が大きく左右するが、トランクやハッチ部分から伝って来ることもあるし、テールレンズ周りやアンダー部分からの浸水も考えられる
酷い場合には錆びていることもあるので、あまり見ない部分だけに重要項目となる
【つぎは内装】
■運転席に座り手に付くものをチェック■
運転するときに触る部分(ハンドル・シフトノブ・サイドブレーキ・各スイッチ類・ドアノブ)などに、すり切れや、色あせ、表示パターンが薄くなってないかを見る
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09月10日(金)
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