ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■あなたはワタシにもう宇宙。
土曜日。

嫁は

「ママさんバレーの試合だから。で、夜は打ち上げだから」

ということで白球を追い掛けて行ってしまったため、僕は子供達と何をして遊ぶか考えていたら、

「こども科学館みたいなところ行きたい」

と娘・R(9才)がリクエストした。ゴールデンウィークに栃木の実家に帰った時、遊びに行った県立こども総合科学館が相当楽しかったのを思い出したようだ。

なのでインターネッツで「こども科学館」と検索したら横浜の洋光台というマイナーな街に「はまぎん こども宇宙科学館」というドンピシャな名前が引っ掛かった。「こども」「科学」の他に「宇宙」というワクワクワードも入っている。これからは宇宙だにょー!宇宙キター!というわけで行ってきた。

ちなみに「はまぎん」とは横浜銀行のことで、神奈川県民なら避けて通ることが出来ない大企業。もともと「横浜こども科学館」という名前なのを、はまぎんがネーミングライツを取得して今の名前になったようだ。誰もが知ってる「はまぎん」なのだから更にダメ押ししなくてもいいのに。

Rと息子・タク(7才)が大好きなプラネタリウムもあり、ワクワクしながら電車に乗ったふたりであった。

横浜こども科学館

到着して入場券を買おうとすると、土日は子供はタダで入れ、大人の料金400円だけ払えばいいという。良心的だ。

「プラネタリウムはご利用ですか?」

と受付のお姉さんがプラネタリウムの投影スケジュールを見せてくれたので、じゃあ14:15の回を…と伝えると

「それでは1,600円いただきます」

「えー!400円じゃあ…」

実はプラネタは別料金なのであった。はまぎんにハメられたー!はまぎんじゃなくてハメギンだよー!いや、お金はともかく、子供達はウットリした表情で投影に集中していたのでよかったが…。解説員が、

「南の空に輝く赤い星、これはさそり座のアンタレスという星です」

と説明すると

「さそり座ってパパの星座だよね!」

僕の左に座ったRが嬉しそうに喋る。

「そうだね。だけどちょっと静かにしてね」

投影中はお静かに、と注意すると

「おならをしたのは、あんたれす!ぎゃはははは!」

僕の右に座ったタクが最低底のダジャレを言う。

「静かにしろって言ったろ!」

スカーレットニードル喰らわすぞおら。

R
科学チックなプラズマボール。

Rとタク
月面探索チックなメカ。

あっという間に閉館の5時になってしまい追い出されてしまったが、Rとタクは

「まだ遊びたい〜」

ということで隣の公園の遊具で暴れまくった。そこには地元の子供達もたくさんいたのだけれども、

「あっ雨だ!」

ぽつぽつと降り出した雨から逃げるようにサーッとみんな帰って行ってしまった。Rも

「パパ、傘ちょうだい。もう帰ろう?」

と撤退モードになったが、タクだけはひとり雨もモノともせず暴れていたのであった。

雨なのに遊んでるのは、あんただけれす!

にある過ごした

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06月23日(日)
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