ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■長女の歯。すなわち姉歯。
以前、「コドモメガフォン」という、子供達の目線でとらえた面白いニュースということで、いろんな小学校の子供達を密着取材して、子供達がどんなものに注目しているを紹介する番組があった。

学校の仲間で取材のカメラが入った中で、今にも抜けそうな前歯をぐりぐり舌で動かしながらカメラに向けていてた女の子がいた。授業が終わってからまたその女の子を追いかけると、もう歯は抜けていた。

そうだよなあ…歯が抜けるって子供にとっては大ニュースだよなあ…などと昔をしみじみ思い出しながら見ていると

「Rと同じだね」

娘・R(9才)も同じく抜けそうになっている前歯をぐりぐりと動かしながら言った。そうなのだ。もう1週間以上経つだろうか、Rの上の前歯も本格的に抜けそうになってきていて、抜けそうだと思いながらもなかなか抜けないというじらしプレイ状態が続いている。

僕としては引っこ抜いてもいいのだが、さすがにかわいそうだし、こっちが痛くなるような感覚なのでやっていない。

「そうだなー。君のもなかなか抜けないねえ」

Rの場合はなかなか抜けないところが違っていた。そんなことがあったことも既に忘れていた昨日、

「ねえパパみてみてー」

「あっ抜けてる!」

ようやく抜けており、Rの歯並びに大きな穴が出来ていた。

「これで何本目?」

「6本目!」

Rはちゃんと覚えていた。この子の歯が全部生え替わるのはいつになるんだろうなあ。今は僕ベッタリだけど、その頃にはずっと大人っぽくなり、親離れがすすんでいたりして。今はまだまだ口で言い負かされたりすることはないけれども、結構

「言うようになったなあ」

と思う時もあったりする。全て永久歯になった頃にはさらに成長して、歯だけに文字通り歯が立たない、なんてことになっていたりして。歯の生え替わりは成長の証。嬉しい反面、子供時代の蜜月の終焉をカウントダウンしているようで寂しくもあったりする。

歯が立たなくなるついでに、ちんこも立たなくなっていたりして…。

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12月28日(金)
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