ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■鼻の東京。
親の欲目というモノは、自分が子を見る時、そのフィルター越しに見ていることに気付けないところが厄介である。

「親の欲目を差し引いても我が子は優秀」というような言い回しもあるけれど、実はあんまり差し引けていない。加齢臭オヤジが己の臭いに気付かないように、親の欲目もまた然りなのである。

そんなわけで、娘・R(8才)は親の欲目を指し引いてもカワイイ方だと思う。AKBに入って総選挙をしても37位ぐらいには入れるのではないだろうか。

「クラスの男の子からもカワイイって言われないか?」

お父さんはいつも心配している。そしてその心配通り

「言われるー」

えー、やっぱりそうなの。しかしRには親の欲目フィルタをもってしても誤魔化しきれない、百年の恋も醒めるようなことが…。

それは、ハナクソをほじるんである。人目も憚らずガンガンほじる。両穴同時に指を突っ込むダブルハナクソほじほじを炸裂している時もある。しかも出て来たのを食う。運動会の時も周りにクラスメイトがいるにもかかわらずほじってたので、普段の学校生活もそうなのだろう。いくら「やめなさい」って言ってもなかなか止められないようである。

カワイイけれどもしょっちゅうハナクソをほじり、食ってる子。僕だったらアウトか、セーフか…。かなり迷うなあ。

ハナクソほじりの他にも以前、

「せっかくカワイイ顔してんだからそういうことはやめなさい!」

嫁と注意したもうひとつのみっともない行動があったのだが、なんだっけっか…。忘れてしまった。この日記を書くにあたり、Rに確認してみたら

「知らない」

苦笑いしながら答えた。

「あ、さては知ってるけど言いたくないのだね?」

「うん」

自分でも恥ずかしいことだ、という自覚はあるようだ。

そして更に更に、三つ目もある。これはハナクソよりもみっともない癖、というか行動なのだけれども、さすがにここに書くとRがかわいそうな、下関係の話なので書かない。ともかく、普段は大人しい問題のない子なのだけれども、天然で

「えー!」

と驚愕することをやらかしてくれるので、

「カワイイフリしてあの子、わりとやるもんだね」と、

と歌いたくなってしまう。みっともない癖がひとつ、ふたつ、みっつ。どれかひとつでも直してくれたらいいのだけれども。いや、やはり全部直してもらわないとダメである。いっこずつ、順番でいいから直さないと。

ひとつ治ったぐらいじゃ、文字通り目クソハナクソなのである。

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12月09日(金)
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