ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■けっきょく薬局大冒険。
先週の木曜から月曜まで休んだわけだけれども、ずっと体調が悪かった。
鼻水が出て、咳が出る。何をするにもダリー。そんなわけで最後の休日である月曜日、息子・タク(5才)を幼稚園に送って行った後、医者に診てもらうことにした。
まずタクとお手々繋いで幼稚園まで歩く。
「お迎えもパパだよ、って先生に言っておくね!」
「あ…ありがとう」
タクに他意はないのだろうが、「怪しいオヤジが来るけど保護者だから排除しないでね!」
とわざわざ息子に援護されているような気がしてちょっと萎える。特に今は鼻水をかみながら歩いているのでかなりヤバめである。
幼稚園に着いてタクとバイバイした後、近所の耳鼻科に向かう。近所の下駄履きマンションの1階部分が全て耳鼻科・小児科・内科・薬局といった医療系テナントで統一されたところがあるのだ。
受付を済ませたのが9時半ぐらいであったが、月曜日なので特に混んでいるらしく、既に待っている人でいっぱい。結局1時間以上待ってから診察してもらったらものの3分で終わった。
「風邪ではなく、アレルギーによるものですね」
とのこと。
「季節の変わり目で急に寒くなったり、暑い外から冷房の効いた家の中に入ったりすると、よく鼻水が出たりしたことありませんか?」
と聞かれたので、子供の頃よくそうなっていたことを思い出した。子供の頃はよく夏から秋にかけて鼻水ドバドバになっていたし、中学生の夏休みの時に図書館で勉強しようと思い、急に冷えた図書館の中に入ったので、ものの2分で鼻水がドバドバになって勉強どころではなくなってやむなくトンボ返りしたこととか…昔は当たり前のように鼻水ドバドバだったが、もう10年以上症状が出てなかったので忘れてたわ…。
先生は
「眠くなる方の薬と眠くならない方の薬、どっちがいいですか?」
と薬の説明をし始めたのだが選ぶまでもない。そんなのカレー味のカレーかうんこ味のうんこ、どっちがいい?と聞くようなものだろう。この症状のせいでだるくて疲れやすくて薬なんか飲まなくてもいくらでも眠れるのだ。
「仕事もあるし眠くならない方で…」
「ですよねー」
そんなわけで診察を終えた。長く待たされたせいかまたダルくなり頭もボーッとしてきたような。お金を払い、もらった薬の処方箋を手に薬局に向かう。先程書いたように、同じ下駄履きマンションテナントの並びに薬局があるのですぐそこだ。
ぶーん、と自動ドアが開いて処方箋を渡そうとしたが、なんか違う。この薬局には何回か来たことがあるが、受付の場所とか見たこともない造りなのである。
「えーと…」
処方箋と受付を交互に見ながら迷ってたら
「あ、薬局はお隣デース」
ふごおお!間違えて内科に入ってしまった!小児科・耳鼻科・内科・薬局の順の並びなので隣の隣なのであった。頭がぼーっとしてて…とか言い訳をかましながらそそくさと内科を出るのであった。
恥ずかしいじゃ内科。
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09月28日(水)
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