ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■鼻に鼻血のたとえもあるぞ(ありません)
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真夜中。

嫁はトイレにいて、僕は風呂場でシャワーを浴びていた。

「??」

シャワーの音に混じり、何か今、叫び声が聞こえたような。最近ブブゼラの聞きすぎで時々耳鳴りが聞こえるような錯覚がする。念のため扉を開けてみると

「だれかきてー!」

息子・タク(4才)が叫んでいる。すわ。息子の悲鳴!嫁はうんこ出産中のためかトイレの扉から首を出したまま動けない。

「タク、どうした!」

濡れ濡れのまま風呂場を飛び出すと

「はなぢ!」

ズコー。濡れているだけにリアルにすっ転びそうになった。寝ている時に鼻の穴を引っかいたのだろう、鼻血をポタポタ垂らしながら泣いているではないか。

「おーおー。じっとしてれば止まるから泣くなあ…ちょうどいい、お前も風呂場に来い」

顔とか手とか服とか盛大に血まみれなのでとりあえず風呂場で洗ってやった。その頃嫁がようやくトイレから出て来て(やはりうんこだった疑惑大)、布団の血のシミをトントンし始めた。

「ほれ、しばらくティッシュ鼻に当ててろ」

タクをやや下に向かせ、ティッシュで軽く鼻を押さえる。昔はティッシュを突っ込んで仰向けに寝ていたものだが、それはダメなんだという。僕が子供の頃に当たり前のようにやっていたことが、実は間違いでしたってことが結構あるんだよなあ。

さて、この騒ぎで娘・R(6才)も起きてしまっていた。

「ねーパパー…」

「んー?今たっくん鼻血出ちゃっててな」」

「今日ね、ケーキ作ったの」

寝惚けているのでしょうがないが、全く状況を把握していないところが逆に可愛かった。

15分ぐらいだろうか、ようやくほぼ鼻血が止まった。

「ちょっと苦しいかもしれないが、念のためちょっと鼻に詰めて寝な」

右の鼻穴にティッシュを軽く詰め、やがてすやすやと眠りに付いた。どうやらもう大丈夫のようだ。それにしてもタクは鼻血の回数が若干多い気がする。治りかけのところをまた引っ掻いてしまうのだろうか。

僕は子供の頃アレルギー性の鼻炎持ちだったので、それが遺伝しまくって鼻が詰まってたり違和感を感じてほじりやすいのかもしれない。

よくマンガでは生乳とか見て鼻血ブー、みたいな描写は当たり前のようにあるが、実際の男の鼻血はあまりよくないと聞く。あまり続くと結構怖いよなあ…。我が家ではオヤジ、すなわち僕が全然怖くないので、

地震雷火事鼻血、といったところだろう。

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06月23日(水)
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