ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■おっぱい飲んでも、ねんねしない。
僕がセットした目覚ましで娘・R(6ヶ月)も起きる。
Rが起きたら嫁も起きる。起きたら朝一発目の授乳である。
ちゅう〜〜。
Rは嫁の胸にしがみついてがぶがぶと飲んでいるのだが、
僕が物音を立てたり横を通り過ぎたりすると
ハッとして乳首をすぽんと口から抜き、僕のほうを向く。
そしてニッコリ笑う。どうやら僕が気になるようである。
「いいからいいから、お乳を飲みなさい、ね?」
僕がRの視界から外れるとRは再び乳をがぶがぶ。
しかしまた僕が通りかかると乳首をすぽん。
こちらを向いてニッコリ。
これの繰り返しだ。
Rの笑顔はとても可愛いのでつい僕もいないないばー、
などをして受けを狙ってしまう。すると
「もう、父じゃなくて乳に集中しなさい!」
嫁は乳児には分かりづらい言いまわしで
Rを授乳に集中させようとする。
「あ、寒いのか。すまん」
「うん」
肩と乳を出したままの嫁は凍えた顔をしていた。
中断されると辛いのである。
それでも僕は出勤前なのでドタバタしているので
そのたびにRがこっちを向いてしまう。
授乳と父観察の繰り返し。Rもなんだかせわしなさそうだ。
「Rは空腹と好奇心の狭間で戦ってるのね」
嫁は半分諦めた顔で言った。なるほどうまいことを言う。
これは乳と父の間に置かれたRの戦いなのだ。
この状態を「ちち狭間の合戦」といいます。なんつって。
乳の狭間なら僕も埋もれてみたい…。
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アリガトウゴザイマシタ。
02月13日(金)
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