ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ザ・ラスト・ギュウドン。
吉野家の牛丼が今日いっぱいで販売を休止するという。
独身のひとり暮らし時代、料理が出来ない僕にとって吉野家は
真夜中に腹が減った時の駆け込み寺であり
バイト中なかなか食事の時間が取れなかった時の
救いの神であった。
絶望のズンドコに陥った時、何も考えずに
ガーッとかっこむことができるヤケクソの場であり
財布が苦しいときでも腹を満たしてくれる
頼もしい友であった。
吉野家の牛丼は自分の苦労と哀愁が染み込んだ
特別な食べ物だ。
しばしのお別れをしなければなるまい。
「晩御飯は吉野家買ってきて」
朝、嫁にお願いして仕事に行った。
しかし、昼ごろ嫁から来たメールには
「めちゃめちゃ混んでてR(6ヶ月の娘)も
怒りながら泣き出しちゃって買えなかった…」
とあった。恐るべし吉野家エレジー。
ていうか嫁、何もピークの昼飯時に
行かなくていいじゃないか。
それならば、と、ちょうど午後出かける用事があったので
それに合わせて吉野家で昼飯を食うことにした。
めちゃめちゃ混んでいた。
行列こそ出来ていなかったが午後3時だというのに
次から次へと客が入り席が空いたかと思うとすぐ埋まる。
これだけの客がいるのに代替メニューのカレー丼などを
頼む人は誰一人いない。
明日からはここにいる客は全部いなくなるのだろう。
これまで何百回と味わった牛丼をいつもどおり
8分で食い終わった。特に感動することはなかった。
だがそれでいい。ありがとう吉野家。また会う日まで。
家に帰ると、Rは寝ていた。
「ごめんよ、父のわがままのせいで
泣かせてしまって…」
寝顔にちゅーをお見舞いした後、
苦労をかけた嫁にもちゅー。
牛丼の後は母娘の親子丼をいただくことにしよう。
つゆだくで。
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アリガトウゴザイマシタ。
02月11日(水)
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