ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■実家に帰らせていただきます。
「週末実家に行くからね」
何日か前に嫁からそう聞かされた。
親から「たまには顔見せろ」と言われたらしい。
嫁の実家まで電車で約1時間半。
「あーそりゃいいことだね。行ってらっしゃい」
その間僕は鬼の居ぬ間にムフフヴィデオでも
見ることにするから。
「じゃあ行ってきます」
そう言って予定通り出掛けたのがこないだの土曜日。
「あ、そういえば何時ごろ戻ってくるの?」
(ムフフのタイムリミット確認)
「明日」
「は?」
「明日」
「おいこら!泊まりなんて聞いてないぞ!ゴハンは?」
「適当に食べて。じゃあ」
…何て冷たい奴だ。そんなわけで久しぶりに
一人で過ごす夜となった。
明かりを消して、寂しく寝ることにする。真っ暗。
…なんか怖いし。お化けが出そうでキャアアアア!
独身時代は1人暮らしを10年やっていたのに、
いつの間にか1人でぽつんと居ることに
耐えられなくなってしまっていた。
それでもしょうがないのでこわごわと布団に入ろうと思ったら…
暗闇の中になんか顔があるー!
誰かが寝ているー!キャアアア!
…よく見たら枕カバーに描かれたネズミーマウスだった。
僕はネズミーマウスは嫌いなのだ。
おのれ嫁、いつの間に枕にこんな小細工を…。
こうなったら僕だってお前に恥ずかしい枕詞をつけてやる!
「ちちなしの」だ!
「ちちなしの嫁」だ!ざまあみろ!早速詠んでやる!
〜ちちなしの 嫁に旦那が見捨てられ
死して屍 拾うものなし〜
…ますます侘しくなって
ネズミーマウスを涙で濡らしながら
眠りについたのであった。
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アリガトウゴザイマシタ。
06月02日(月)
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