ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183658hit]
■嫁と美少女と子供とバカ夫。
僕のお気に入りの美少女Rちゃん。
どれくらいお気に入りかというと、嫁のおなかの中にいる子供に
既に「R」と名付けてしまった程である。
しばらく会っていなかったが、某雑誌が取り上げた某喫茶店の取材記事に
店員として写真掲載されていたのを発見してしまった。
連絡を取ろうと思って2度ほど電話をかけてみたのだが
何かドキドキしてしまい、すぐ切ってしまった。
あたしゃ初恋の中学生か。
そんなことも忙殺され、会社で残業していたら、ケータイが鳴った。
どうせ嫁が「今日何処かで食べてきて」とか「気持ち悪い〜!」
という訴えでかけてきたのだろう…と思ってケータイ画面を見たらたら
「着信:R」
ぎょえええええええ!まじでえええ!
ケータイをお手玉しそうになってしまった。
落ち着いて電話に出なければならぬ。
「もしもしー、かじりん?」
電話の向こうから紛れもないRちゃんの声が。
「はい、お世話になっております」
しまった。仕事モードが抜けていなかった。
「例の喫茶店の写真見たぞ見たぞ見たぞ」
「あ、もうバレちゃったのかフフフ…」
懐かしくて涙が出て来そうになった。
話を聞くと明日もそこで働いている、というので
「行ってみていい?」
「いいよ」
「じゃあ行く」
そういうことになった。
しかし、僕は純情でシャイで乙女ちっくで童貞なので
とても一人で行くなんてできない。
だから嫁を誘ってみた。
「へえ…よかったねえ…じゃあワタシも行くよ」
嫁は冷静だった。仕方なしに付いて行く、というよりも
僕が一人で行くと何するか分かったもんじゃないから…
と考えているようにも思えた。
ともかく明日会えるので顔が自然にニヤついてくる。
「Rちゃーん…」
「アンタ…何呟いてるのよ」
はっ。しまった。つい口に出てしまった。
だんだんと嫁の周囲の気温が下がってきたような。
それから嫁は、おなかをさすりながら言った。
「今日ね、Rちゃん(我が子のほう)がおなかを蹴ったような気がするの」
「えええええ?Rちゃーん!(我が子のほう)」
Rちゃん!君にあやかって名付けたウチのRは
ちゃんと育っているよ!
…なんてことは言えないし。
2人の「R」でややこしくなってまいりました。
03月17日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る