ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■掃き溜めの職場にオフィスラブの潤いを。
「かじりんさんのお陰で、ひどいめに会いましたよ」

職場の女の子、由紀子ちゃんは言った。

「ぼ、僕が何かした?」

思い当たる悪さはとりあえず一杯あるので
びくびくしながら返事をすると…。

11月20日は僕の誕生日であったが、
偶然にも同じ職場の松原さんという、
僕のひとつ上の男性も同じ誕生日であった。

由紀子ちゃんはその松原さんに

「日頃とてもお世話になっているから」

という感心な心がけで、誕生日プレゼントを渡したんだそうだ。

松原さんは非常に嬉しそうだったのだが、ふと

「でも、かじりんも誕生日だろう?彼にはあげないの?」

と由紀子ちゃんにたずねた。由紀子ちゃんは

「どうせ奥様にラブラブなプレゼントを貰うはずですから
 いいんですよ」

そう答えたところ

「けっ!!どうせ俺は一人身だよ!!不幸だよ!!いいさいいさ…」

一気に自分の殻に閉じこもってしまったという。

「そんなわけで、私の真心はアダになってしまったんですよ!!
 かじりんさんのせいですからね!!」

いや、僕に言われても…。

「由紀子ちゃんが松原さんのお嫁さんになれば丸く収まるよ、
 ウヒョヒョヒョ」

僕はそう由紀子ちゃんに提案したのだが

「ひとつ年を取ってますますおっさん臭くなりましたね!!」

と斬って捨てられた。

社内恋愛もいいもんだと思うよ〜?
11月21日(木)
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