ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■オサレ30:30。
駅前のゲーセンに行ったら、久しく見ないヤツがいた。
確か、マサとかいう男だ。
彼は以前は毎日のように来ていて、
いつもゲーセン内にいる女の子に
声をかけていた。彼女探し目的のようであった。
彼が実際女の子受けがよかったかというと…。
ダメである。
見た目がオタクだし。
いつも、元は白いんだろうけど
くすんだ色になってるポロシャツと
やっぱり白いズボン(素材不明)の格好で、
何故か白い手袋をしていて不気味。
中身は…というと、輪をかけてオタク。
ガンダム大好きで、話をしてもヒキコモリが精一杯
社会デビューしようとしてます、みたいな痛々しさがあった。
更にこいつはあろうことか僕の秘蔵っ子Rちゃんまでに
モーションをかけていたので
いっぺん、うんこぶっつけてやろうかとも思っていた。
(低レベルな報復案)
ある日、マサと僕と近所の美少女Rちゃんで
話をしたことがあった。彼は
「なんで彼女ができないんでしょう…」
と悩んでいた。そんなこと言われたって僕は正直、
「精子からやりなおすしかないよなあ」
としか言いようがないのだが、Rちゃんがすさかず
「とりあえずもっとおしゃれな服買いなさい!!」
容赦なく言った。Rちゃんは親身な女の子だ。
しかしマサは
「服なんて、ママが買ったのしか着たことないよ!!」
逆切れした。こいつ、確か25ぐらいなはずなのに…。
僕とRちゃんは顔を見合わせて
「ダメダこりゃ」
2人でいかりや長介の顔になったもんだ。
それから1年ぐらい経ってるだろう…。
彼は、相変わらず白い手袋と、白い服を着ていた。
Rちゃんの忠告よりもママの過保護のほうが心地よいと見ゆる。
僕も人のことは言えないのだけれども。
相変わらず「ブッコロス」とか
「人間五十年」とか書かれた服を着ている。
別にパンクスとかじゃあ、ないんだけど。
11月18日(月)
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