ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■マスター、いつものやつ、頼む…。
嫁と居酒屋に行って、話しているうちにケンカになった。
僕が机をばーん、と叩いたら
「先、帰る」
嫁は万札を放り投げて出て行ってしまった。
おのれ…。
この居酒屋はよく利用するが何かとトラブルも多い。
ここでのケンカ、既に2度目だし。
1回目のときはずーっとめそめそ泣いていたが
今回は切れて出て行ってしまった。
おのれ…。
トラブルはまだある。
ある年上の女性とこの居酒屋に入ったことがあった。
僕はこの人が酒に弱いことを知らなくて、
カクテルを勧めてしまったのだが、
そのせいで店でべろんべろんに酔ってしまった彼女に
家に連れ込まれ、どうにかなっちゃいそうに
なったこともあった。
あの時は頭の中で
「キテレツ〜、何とかするナリ〜」
と叫んでいたものだ。
トラブルじゃなく、「ドッキリ」な仕掛けに
引っかかったこともある。
ある日嫁が
「お父さんが来てるから」
というのでこの店に連れて来られたら、店にいたのは
嫁のオヤジじゃなく、大勢の友達。
内緒で僕の誕生日パーティーをやろうとした嫁の謀略だった。
…そういえば、あれからそろそろ一年だ。
嫁は嫁で色々考えてるんだよな〜。
…しゃあない、帰るか。
と、店のマスターに勘定を頼んだ。
「まいど。また来てくださいね」
僕のいろんなドタバタの一部始終を見てるくせに、
素知らぬ顔のマスターは大人だった。
頼むから出禁にしないでね。
11月04日(月)
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