ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■嫁さん風邪をひく。
夜、既に布団の中に入っている嫁の隣に寝ると、
嫁の体が火照っていた。
性的に興奮してうふん、とか
今夜が絶好の仕込み日和であはん、とか
そんなんではなく、風邪引いたらしい。
僕のが伝染ったのだと思う。
「アナタ…『ひえピタ』とってえ」
と嫁が言うので冷蔵庫の中を開ける。
本来、風邪を引いた時、オデコに当てるのは
濡れたタオルなのである。
オプションとして氷嚢。水銀の体温計。
花火を見るときは浴衣に下駄を着用するように
これは風邪を引いた時の「粋」なのである。
そんな訳で僕は「冷えピタ」のような湿布は
あまり好きではない。
臭いし。
そんなことを考えつつも嫁の方針には
逆らえないので「ひえピタ」を探す。
「ひえピタ」はなかったが、代わりに
「デコデコクール」という、ほとんど同じモノがあった。
「おい、こんな終わってる名前のモノは買うな」
僕は嫁に抗議したが
「だって安かったんだもん!!」
嫁はムキになったので、それ以上追及する気が失せ、
「デコデコクール」を一枚取り出し股間にあて、
「前バリ〜前田美波里〜」
と、お約束のギャグをやってから嫁のデコに当てた。
「ギャアアそんなの付けないで〜」
嫁は暴れたが、やがて大人しくなった。
これで熱が下がらなかったら、
次は浣腸である。
浣腸こそ、風邪を引いた時の「粋」の真骨頂である。
そんなことを考えてたら、翌朝治ってしまったようだ。
ちっ。
10月31日(木)
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