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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ラブラブモード。逆切れ。
嫁がものすごく不機嫌になった。
その夜、僕は嫁より早く床についた。
嫁はしばらくネットをやっていたがやがて
布団の中に入ってきた。
「…」
「…」
しばしの沈黙があり、嫁がつぶやいた。
「アナタ…私がラブラブでも、呆れてるでしょ…。
ずっとネットやったままだし…ちゃんと応えてよー!!」
とっとと寝たかったのだが…。
じゃあ、何かい。
「ダーリーン!!愛してるっ!!ぶちゅう(はあと)」
「(ノ ̄∀ ̄)ノ僕も大好きだよ〜♪
(ノ ̄∀ ̄)ノ君を一生大事にするぞ〜
( ̄∀ ̄)ノお〜!!」
「キャー嬉すい〜〜☆」
なんてことを僕はやらなきゃならないのですか。
だったら高野山に出家する道を選びたい。
「もういい…ラブラブモード終わり…」
嫁は僕に終了通告をし、背中を向けて寝てしまった。
…が。
嫁の足がそろ〜っと僕の足に触れてきた。
やがて徐々にねっとりと絡んできた。おいおい。
「なんだよ。ラブラブは終わりなんだろ?」
嫁は恨めしそうに答えた。
「…寒いのっ!!心も寒いのっ!!」
うわ…。
これは…モード解除の意思表示なんだろうか。
(早すぎ)
嫁の意図がわからぬうううう…。
ここで下手なこと言うとまたヘソまげるに決まっている。
気の利いた台詞でも考えなければ…えーと、えーと、
ZZZ…。
寝落ち。
10月25日(金)
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