ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183672hit]

■ゲーマーの嫁はゲーマーになる。
ゲーセン好きな僕ではあるが、家でゲームは滅多にやらない。
だが、買ってしまった。プレイステーション2の某ゲーム。

しかもそれはゲームソフトだけではだめで、
「専用コントローラー」なるものも買わなければならない代物。
これ↓



30,000円ナリ。高いと思うだろうが、僕はこのゲームをゲーセンで
3,000,000円はぶっこんでいるはずなのでそのへんの感覚はマヒしている。

とにかく僕はペコペコと始めてみたら
速攻で台所で夕飯を作っていた嫁が寄ってきた。
物欲しげに見つめる嫁。

「…やってみる?」

「やる〜」

嫁はコントローラーに飛びついた。

普段僕がゲーセンでやっているのを
指をくわえて見ているだけの嫁であるが
(人に見られるのが嫌なんだそうだ)
家の中だったらやり放題である。

嫁、さくっとステージクリア。

「キャー出来たア!」

「…一番簡単な入門者モードだからな」

「いいのっ」

嫁は次のステージに進み、ゲームを続ける。

「キャーまた出来たア!」

出来たのはいいが、そういえば夕飯のほうは
出来たんだろうか。

腹が減った。

「イヤー!難しい!」「もういっちょ!」

嫁はもうコントローラーの前から
離れなくなってしまった。そういえばフライパンの前から
離れっぱなしでいいんだろうか。

腹減ったよう。

「キー!コレ、出来ない!コレ出来たらチュウしてくれる?」

馬鹿なこと言ってんじゃねー…。

何でお前はそうラブラブなんだっ!
こっちはもう腹ペコペコなんだっ!

空腹のあまり、マジ切れしそうになった。

チュウするのは別にいいが、あんた
料理チュウだろ…。

飯、食いたい…。

「ヤッター!出来たー!チュウしてー!」

ママ…ゴハン…。

10月02日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る