ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■トナカイの人力車、乗っているのはサンタ
クリスマスイヴは彼女に捕まった。夕刻頃、日本橋にいた。
おそらく新宿・渋谷・お台場や横浜といった
クリスマスっぽく盛りあがっている繁華街では
人がむせっけえるほどいるのだろうが、
こちらは至って静かで暗い。

静かに厳かな夜を過ごすのが本来イヴの過ごし方である。
僕らはオトナである。

今日のデートでは日本橋にある「ポケモンセンター」で
ピカチュウグッズを鬼の様にゲットしまくり、
続いて「NHKキャラクターショップ」で
おじゃる丸グッズを嵐の様に買いまくった。

どこがオトナだ。

ただのいつものオタクデートコース。

…えっさ、ほいさ、えっさ、ほいさ。

人力車が僕らの前を横切っていった。
乗客は何故かサンタクロース。
そして人力車を引っ張っている担ぎ手は
角を生やし、赤い鼻のメイク…つまりトナカイのコスプレ。

ようやくクリスマスらしい雰囲気が味わえた出来事だった。

更にクリスマスヴォルテージを高めようと
彼女のリクエストで「東京ミレナリオ」も見てきた。

しかし、イルミネーションのアーケードがすごいという
彼女の言葉を信じてついてきた僕がバカだった。

人の多さに辟易したわりには中野駅前アーケード商店街、
中野サンロードに毛が生えた程度。二度と行くもんか。

それからどうしたかというと、地元江古田で飯食って僕は家に帰ってきた。
彼女も家にいる…。何故だ…。僕は明日仕事なのに。
今、当然のごとく隣で寝そべってテレビ見てる。

まだデートは終わってないらしい。
12月25日(月)
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