ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■夢と愛とゴミの部屋。
寝不足が祟り、翌日彼女が家にやって来る予定にもかかわらず
帰ってきてから部屋を掃除する体力も気力もなく速攻寝落ち。
午後2時に車でやってきた彼女は、本と洋服とゴミで踏み場がない
我が部屋を見てしまうのだった。
「うわ。なにこの部屋。雪崩?どこにいるの〜?」
彼女の声で目がさめた。
「あ、かじりんさん発見」
溢れた物に埋もれていた僕はもぞもぞと起き出す。
「…アナタ死んでるのかと思った」
付き合って9年目にして初公開。素のままの僕の部屋。
とんでもないところを披露してしまった。
これってかなり幻滅かなあ〜。
寝ぼけた頭で考えつつも寝起きなので片付ける気力がない。
しかし部屋の主がぼけえ〜っとしているのに彼女はテキパキと
片付けを始めてしまった。
ようやく見えてきた床をぽんぽんと叩き
「さ、ちょっとスペースができた。ゴハン食べましょ」
持参の弁当を広げ出した。
なんだかマイペースであんまり動じてないみたい。
まあいいやと思いながらちょっとしょっぱい味付けの
彼女の弁当を食べた。
これから彼女が来ることになっても
全然掃除しなくなりそうで怖いな。
その時こそゴミと一緒に捨てられたりして。
11月28日(火)
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