ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■寝不足メニクマデート
彼女と会った。
午後から池袋で買い物に付き合わされていたのだが
テンション上がらずやる気なし男。

彼女が買い物してる間ベンチで一人で本読んでた。
つい無意識に指をすたたた、と鍵盤を打つ動きをさせていたら

「はいはい、行けばいいんでしょ!」

と彼女が呆れ顔で行ったところは江古田のゲーセン。
実はビートマニアの新しい奴をやりたくてしょうがないので
夢うつつだったのである。

オタクの彼氏を持った彼女は哀れである。

僕が一人でゲームやってると彼女の姿が見えなくなった。
どこ行っているのか、とおもってたらしばらくしてニヤニヤしながら
やってきた。

「へへへ。今ね〜アナタより先にRちゃんに会ってきちゃった〜」

Rちゃんは僕が超お気に入りの、ここのゲーセンの店員の女の子である。
僕とRちゃんが喋っているとなにかと妬くくせに、
彼女もRちゃん自身のことは好きなようである。

美少女は同性にも好かれるらしい。

「かじりんはどこ?って言ってたよ」

「そうかそうか。じゃあRちゃんとこ行ってこよ〜」

「彼女とデート中なのに他の女に行くな〜!」

「だって僕もRちゃん見たいし」

「私はこんなにアナタに一途なのに…分かってるの?
 この気持ち通じてる?」

「あ、ビートマニア、僕の番だ」

「通じてねー!!」

憤慨して彼女はそばのゲーム機を叩く。
怒られたがとにかく今日は泣かれずに済んだ1日であった。
10月14日(土)
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