ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■彼女に刃物
僕の彼女。

ネットを初めた当初、メル友を欲しがって募集をかけた。

同性のメル友を欲しがっているのだが
やはり圧倒的にオトコからの方が呼びかけが多いらしい。

そこで僕と彼女の共通の友人であるY子。
ネットもやっていて、更に僕のお気に入りの近所の美少女Rちゃんとも
顔見知りで、日頃Rちゃんにウツツをぬかしている僕のそのへんの事情も
知っているから時々ICQで彼女の良きグチの聞き役になってくれている
ようである。

こんなことを彼女が言っていた。

「時々Y子さんとICQでしゃべる事があるけど…」

「どんな事しゃべってるの?」

聞いておきながら内心ちょっとびくびくの僕。

「アナタのことに決まってるでしょ」

やはり聞かなければよかった。

「アナタがRちゃんのこと超気に入ってるみたいだから〜」

「そんなグチなんかY子に言うなよ〜」

「Y子さんにね『あいつ、いつか刺してやる!』って言った事があるの」

彼女がニヤリと笑った。Y子にはいい迷惑だ。

「で…Y子はなんて言ってた?」

「うーん、『まあまあ』とか『抑えて』とか…」

どうやら僕を庇ってくれたようである。

この時「やったれ」って言われてたら僕の命はなかっただろう。
Y子、すまんね。世話かけるね。
09月12日(火)
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