ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■コトノハ。コトダマ。
近所の美少女Rちゃんが小説家を目指し始めたらしい。

「どんな小説を書きたいの?」

「ホモ小説に決まってるでしょ!」

ジャンルはともかく、とにかく頑張って欲しいところ。
ただ僕を登場人物にするのだけは止めてくれ。

Rちゃんと僕は文通というか手紙交換というか、
会う度に手紙の渡しあいをしていた。

多いペースで週3〜4通、書く量もメモっ切れ一枚から
便箋5〜6枚びっちりなものまで、まちまちだったが1年ぐらい続いたろう。

Rちゃんはおそらく頭が良い。文は面白くて良かった。
しかし漢字や英語の読み書きがかなりアヤしく、よく正しいかどうか
自信のない字の後に

(あってる?)

と付け足してあって可愛かった。

ほとんどの場合間違っていたが。

ついこのあいだも

「きそりあい…」

と言っていたので何の事ことか分からなかったので聞き返したら

「競り合い」

という字を間違えて読んでいた。

ひょっとしたら彼女の小説家への道は険しいのかもしれない。
08月10日(木)
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