ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■私、松葉。いつまでも松葉。

待っている間店内を見渡してみるとさすがマンガの聖地、サインがたくさん貼ってある。おお、「まいっちんぐマチコ先生」に、「鈴木先生」に、「ブラックエンジェルス」。

おっ。ジャストミートゆでたまご!

実際のトキワ荘住人であった藤子不二雄A先生・水野英子先生・よこたとくお先生、ラーメン大好き小池さんのモデルとなった鈴木伸一さん、トキワ荘出身漫画家を育てた編集者・丸山昭さんのサインは額縁に入っていて特に大事にされていた。
サインを見ながらRとタクにもそんな説明をしていたが、さすがにだんだんと空腹の限界が来たRとタク。
「お待たせしましたー」

しかし最初に運ばれてきたのは僕の焼肉定食だけであった。それはそれとしてこれは趣のあるおいしそうな定食である。しばし見惚れていると飢えた狼状態のRとタクの視線が痛かった。
「食べていいよ」
ふたりに分けてやると
「おいしい!」
ガツガツと食べ始めた。

さらに10分ぐらいしてからようやくラーメンとワンタンメン、ギョーザが到着。子供達が食べる前に写真を撮ろうと思ったけれど、未だ飢えた狼状態だったので恐ろしくて出来ず。
すぐさま麺をすすり始めて
「おいしい!」
いや、R、違うぞ。
「ンマーイ!」

タク。それをそれを聞きたかった。そして僕もひとすすり…。
「ンマーイ!」
自分でも言ってみたかった。さすがにイマドキのラーメンと比べるのは酷だが、タクの言うとおりこの場でこのラーメンの味わうことがよいのだ。程なくして残さず食べきった。
「もしかしたら、マンガに出てた女の子があのおかみさんかもよ?」
「まじか?」
「えー?まさかー?」
などとRとタクとヒソヒソと話したりして。「まんが道」ゆかりの雰囲気が気に入ったので、また来て
「ンマーイ」
と言いたいものである。おかみさんが厨房から出て来たところで
「ごちそうさまです」
とお会計を済ませた。出した千円札の枚数は、
ニマーイ。
なんちて。
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03月12日(日)
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