ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■WAGAYA NO OWARI
とかものすごい速さのフリック入力でばんばん打ち込んでいて、まるで実況。ちょっと覗き込んでみると
「恋愛相談」
っていうグループにも打ち込んでるし。ちゃんと恋愛ネタ書けよ、ってそういう話じゃないか。なるほど。スマホを持たせるとこうなるのか。拒否してよかった。
ライブは盛り上がったまま2時間半ほどで終わり、帰り道、
「今、君達が一番好きなミュージシャンは誰なん?」
「三代目!」
「あと星野源!」
「ふーん」
そんな話をしつつ無事Yちゃんを家に送り届け、親御さんに挨拶して僕らも帰宅。ドラゲナイドラゲナイ、ふーふふん、ふーふふん(歌詞知らない)、と歌いながら冷蔵庫を開けると僕がいつも常備してある缶ハイボールが1本あった。
しかしハイボール缶は確か昨日で全部飲んでしまっていて、ストックはないはずだけど…?
と思ったのだが、実は1本隠れていたのかな?と思い直してプシュッと開けてぐいっと飲んだら
「ああああああー!」
息子・タク(10才)が絶叫を上げた。
「なんだ。どうした?」
と驚くと、嫁も目からビームが出そうな勢いの形相で僕を睨み、
「それ、タクが父の日のためにコッソリ買っておいたやつなの!何してくれちゃってんの!」
「えええー!」
なんと、タクのサプライズだったのだ。それを真っ先に取ってしまうとは…てかそういえば今日、父の日だったわ…。
シクシク泣いているタクに「ごめんよ」と謝ってもガン無視されるし頭をなでようとしても手をぶおんと振り回して近寄らせてくれない。
あー…苦い酒になってしまった…。
僕、ドラゲナイ。
息子、ニノクガツゲナイ。
なんちて。
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06月29日(水)
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