ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■女子高の通学路の思い出
この謎を解きたかったが店に踏み込む心の準備が出来なかった。悪いことに時間も無かった。僕に許された時間は先程嫁に告げた15分。調べたくてももう戻らなくてはならぬ。

「哲郎。もうこの星は消えてしまうの。戻ってらっしゃい」

という銀河鉄道999状態。しかしこのままでは夜も眠れぬ…どうしようか…と逡巡していたところ、ケータイが鳴った。

「まだ戻って来ないの?あとどれくらいかかるの?」

嫁のカリカリした声であった。

「はい、すぐ戻ります…あと15分ぐらいです…」

「はあ?15分?はい分かりましたよ!」

最早選択肢は無かった。床屋よりも嫁の方が恐ろしい。床屋だけに、ほっとこーや、とするしかなかった。

僕の胸の中でいつの間にか寝てしまったRを抱えて、大急ぎで戻った。嫁に殴られるかなあ…とびくびくしながら。

どれくらい殴られるかって?

それは、床屋だけに3発(散髪)でございましょう。
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05月06日(土)
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