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やさぐれ日記・跡地
by アルティーナ
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■悩み
お昼休み、外に出て携帯から親の会社へ電話をかける。
用事ついでに「あ、アルバイトしてもいーい?(’’」と聞いたら・・・
「別にしてもいいけれど・・・」という微妙に渋い返事が返ってきた。
母「生活費足りないの?」
私「いや、そういうわけではなくて・・・」
まさか。親の振り込んでくれた今月の生活費なんて、まだ半分も使っちゃいない。
使おうと思えば欲しいものはたくさんあるけれど、ある分は使おうなんて考えは申し訳ないし、そういうのは嫌。
母「無理してバイトしなくてもいいのよ」
私「でも、そんなに負担かけたくないし・・・」
母「レポートとか大変なんでしょ?」
私「それはそうなんだけど」
そーです。ホントはバイトなんてやってる余裕はないんです(爽涙)
母「私はねぇ、出来ればフルート続けて欲しいのよ。どこかの楽団に入って楽しんでもらいたいわ」
・・・(汗)
電話を切ってから、暫く考えこむ。
実はもう履歴書も買って、親の了解を得たらすぐにバイトを探すつもりだった。
いや、一応の了解はでたんだけど・・・
ちょっと、いやかなり悩んでしまう。
前の日記にも書いたけれど、一度は音楽の道に進もうかと考えたことがある。
親は親で、それなりに期待していたんだと思う。
兄は仕事をしながらオーケストラに入ってトランペットを楽しんでいるし、親戚の中でもピアノの講師だとかテレビ局で音響の仕事をやっている人がいるのだとか。
だから、うちの家系は音楽能力が割と良い方らしい。
フルートで食べていくわけではないにせよ、親は私がどれほど音楽好きかってのを結構わかってくれてるし、だからこそ「吹きたい」って望みを叶えてやりたいらしい。
11年続けたピアノも、結局辞めてしまったし。
私だって、吹きたい。
ただ飾られるだけの楽器を見ているのは、寂しい。
自分だけのフルートに、「命を与えたい」と思う。
珍しく私が大まじめな顔をして、「どうしても自分のフルートが欲しいの」と親に相談したのは高校一年生の時。
経済的にそれほどの余裕はなかったはずなのに、親の返事は速攻。
プロのフルーティストが私のためだけに選んでくれたフルートを、ウン十万だして買ってくれたわけだ。
すぐさま東京から直送されたそれは、私のものになった。
そりゃもう、前にも増して練習熱心になったさ。
下克上(謎)の例破りをして、ソロのコンクールに何度もでた。
ただし、私は少なくともこの音楽で、一番の挫折を味わったことがある。
自分の努力と実力に絶対的な自信を持っていた私は、それをある人に砕かれた。
某ソロコンクールで、オーボエ奏者と同点1位になった時のこと。
私にとって予選通過は「当然」だと思っていたし、周りの誰もがその実力を認めてくれていた。と、思う(プレッシャーになるくらい)
顧問からも脅しを受けてたし(滅)
が。
予選を通過したのはそのオーボエ奏者一人だけだった。
コンクールの規則で、ソロ部門では出場者が何人だろうと、通過者は一名に限ると言うのだ。
最悪だった。
結果発表の時、場内がざわめいた。
いくら友人が「納得いかない」と言っても、私は「審査員の判定」に負けたのだ。
一番の挫折であり、一番の「悔し涙」を流した日だった。
それから2,3日。
それまで部活をほとんど欠席したことのない私が、無断欠席を続けたのでありました。とさ。
通過したオーボエ奏者は、結局、本選大会でも悠々と金賞をとったのだとか。
あぁ、悔しい・・・思い出すと今でも悔しい。
おかげさまで努力を自信に変えるとか、実力を評価してもらえても、素直に受け取れない性格になったのかもしれない。
誉めてもらっても、「そうかなぁ・・・」って思うようになった。
PCはそう見えないかもしれないけれど、PLは全然自信家ぢゃないんです、えぇ(ほろり(TT
だから、何だか能力の「底」みたいなものを見せられた気がして、あまりフルートに打ち込めなくなった。
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04月24日(水)
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