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やさぐれ日記・跡地
by アルティーナ
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■「ちがっ」
などと思わず言葉が乱れてしまう(咳き込み
あーヤダ、調子が狂う。


「でも丸1日休んだわけじゃないんで」

「はぁ?昨日1日休んだ私に何が言いたいワケ?」
「いやぁ今日も休むのかと思ったから」

「たまに君が(今日)遅刻しなかったからって、いちいち『学校休んだよね』って確認とるのやめてくれません?」
「ちがっ。別に確認とってるわけじゃ」

「君が遅刻する度にいちいち『Tっち今日も遅刻?』って突っ込んであげようか?それって気分がいい?」



我ながら何てレベルの低い会話をしているんだろうか(凹

何気なくサックリと(多分無意識に)セクハラまがいの失礼発言をすることもあるし、その都度私はちょっとばかりキレるワケで。



まぁさておき。


大抵、Tっちの粘着はシャットアウトするんだけども、つい口を出してしまったこの日。

お昼休み、私がパンを食べつつ読書していた時。
後ろでTっちがいつものようにあぁでもないこぉでもない、とクラスメイトと論議(?)していたんだけど。


何となく耳に入ってくる言葉を集めるに、どうやらTっちが聴音(ピアノで演奏された旋律を、音の長さやリズムなどを正確に楽譜に書き出す)がうまくいかないらしい。

耳がいい、悪い、と言うのは例えば「ド」の音がきちんと「ド」に聞こえるか、というお話。
ドはドに決まってんじゃん、と言われればそれまでだけど、訓練なしに全ての音が正しく聴き取れる人は少ない。


それを鍛えるのが聴音の授業なんだけど。



「音がおかしいんですよ」

・・・は?
と、読書しつつ私の頭。


「何か大きさが違うし」

だから何だとゆーんだ。
と、パンを頬張りつつ。



「弾き方が弱くて正しい音程で聴き取れない」
「ぃゃちょっとマテ」

君は自分の耳に、ではなく先生にイチャモンつけるのか。
私はTっちとは聴音のクラスが違うのでわからないけれど、明かに先生側の演奏ミスなら周囲が突っ込むだろう。


つい、思わず、話に介入してしまった私。


「なに。弱く弾かれると音程が低く聴こえるワケ?」
「そうそう、そーなんですよ。だから間違っちゃうんです」

「・・・」

溜息。



「Tっち。よーく覚えておきましょう。
ピアノに限って言うなら、フォルテ(強く)で弾こうがピアノ(弱く)で弾こうが音程は一定です」

「ちがっ。違うんですよ!」
「何が違うんだよ」←あぁ乱れた

「音が小さいと半音下がってるのかどうなのかわからないんですよ」
「じゃあ何だ、ソの音をフォルテで弾いたら君にはソ♯に聴こえて、ピアノで弾いたらソ♭に聴こえるワケだ?」

「ちがっ」
「君が言ってるのはそーゆーことだっつーの。
そんな理論あるわけないでしょうが。
強弱に関係なく、調律さえ合っていれば常に442Hz(ヘルツ)なんです」

「でも変な風に聴こえるんですよ」
「それは君の音感がズレてるんじゃないの」←言った

「えー」
「強弱つけて弾いたら音程狂いました、なんてピアノがあるかよ。
ピアノと先生の所為にしないで少しは自分の(ry」


「じゃあ○○さんはちぃーさく弾かれても、ソの音はソに聴こえるんですか」
「ソにしか聴こえません」

「僕、絶対音感もってるわけじゃないんで」
「もってなくても相対音感で聴き取れます」

「えー・・・なんでだろう」
「だーかーらー。
自分の音感を正しい設定にするのよ。
頭に音程を叩き込むの。
ドをミと聴き違えるような狂った音感じゃなくてっ」

「でも絶対にこの音程が正しい!なんて言い切れるとは限らないじゃないですか」
「はぁ?ピアノは442Hzで統一されてるっつーたでしょ」

「でも何て言うか、やっぱり弾き方が弱いと・・・」
「あー、ふりだしに戻るし。勝手にして下さい」



強制終了。
会話時間、3分。

口を挟んだ私がバカでした(完



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09月07日(火)
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