ID:79168
オレンヂデイズ
by ちた(チハラタケル)
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■思春期慢性的憂鬱症候群
反対車線の歩道に、いかにもなツッパリ…いやいや現代チンピラ集団を見つけ、ヲトメの直感に従って身を隠しつつ駅前通過。
商店街に入れば伯母さんちは目の前です。
さて着いた。
とりあえず扉を叩き呼びかけてみよう。
ドンドンドンドン 『もしもーし』
反応なし。
2、3回繰り返してあきらめ、また駅前を放浪。
どうしようかな、今日どこで寝ようかな
駅前にあるステージ(時々イベントで使う)でほんのりスター気分を味わって、また伯母んちに行こうと決める。
来た道を戻る。戻る。そして回想。
これまでにもいろんな人とすれ違ったなぁ。
チャリに乗った、会社帰りと思われるお姉さんとか、謎のおじさんとか、いかにも飲み会帰りですーな大学生とか。
でもどっかの警備員のおじさん(にーさん)方とすれ違ったのに何も言われなかったのには正直『そりゃヤバいんじゃねぇ』と心の中でツッコミを入れますた。
パパッ
浸ってたのをブチ破ったのはクラクション音。
発信源は前方より迫る白いミラパルコ(車の種類)。
ウチのだ。
『タケル(仮)ちゃーん』
母が私を呼んだけど、無視してやり過ごす。
エンジンが止まる音。続いて バタン ドアが開いて足音。こっちに近づいてくる。
腕をつかまれた。
『ゲームオーバー ってか』つぶやきは母には聞こえなかったろうね。
『伯母さんち行ったでしょ ほら、早く車乗って!』
おばさんに売られて(多分)私は車に押し込まれました。
その後、伯母んちに寄って、いつ起きたか知らんが伯母とちょっと話して(こんな服で歩いてたの?とか言われた)そのまま家へ。
途中母が持ってきたケータイに父から電話。『今どこ? お母さんは?』と聞かれたから『お母さんの車に乗ってる』と言っておいた。
その後が笑えます。
家に着く。『早く降りて』母に急かされるけど 残念、私は降りる気ナッフィンなんだな。
そしたらなんと父がやってきた。
『ほら降りなさい』さっきと違って声色が穏やか。
『ほら、降〜りなって』おどけて私を車から引き摺り下ろす。
両親二人の腕振り切って、何となく家の庭へフラフラ歩いていったら、母が来て『何やってんのっ 縁側から入るの?』とか とんちんかんなコト言ってくる。
ついには引きずられて玄関へ。途中足がどっかに引っかかってすりむきそうになる。ついでに母の足にも引っかかる。なのに母は『お母さんを転ばす気?!』だって。
家ン中に押し込まれて、風呂場へ連れてかれる。
『お父さんと仲直りしような?』 気は確かですかダディ。
『早く風呂入って寝なさい』 それはアレですか、こんな面倒臭いことさっさと終わらせて自分が早く寝たいというアレですねマミィ。
仕方ないから風呂場に入って、とりあえずヘリに座る。
何もしゃべりたくなくて、風呂場ドアの鍵かけたら、窓の外まで来て話し掛けられたから、窓の鍵もかけてそれからたそがれ。
ぼ―――――――――――――――
ふと気付けば、母は洗面所に腰掛けて(文庫本持参)で待ち構えてました。
父は眠りにつきやがりましたご様子。
私もこのままでいるのは暇なんで、脚を洗って(足の裏真っ黒でした)短パンだけ脱いで、下着のままお湯につかりました。
隅に縮こまって顔をうずめると、ありゃまぁこれが気持ちイイ。
その状態でしばらくぼ―――――――――――――――っとしていたところ。
いきなりバンバンバンと、風呂場ドアの鍵がこじ開けられ、母侵入。
『もうあがりなさい』
自分が入れ入れ入れ五月蝿かったくせに。
もちろんまだ湯につかっていたい私が素直に従うわけがアリマセン。
『ほらもう出なさい!下着のままつかったりしてぇ〜』
だからさ、あがりたくないんだって。だから黙ってるんだよ?
無理やり起こしても風呂桶から出ない私にとうとう痺れを切らした(ってか、キレた)のか、母はキャミソールを剥ぎ取り始めました。
その上風呂の栓まで抜きます。
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08月23日(金)
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