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オレンヂデイズ
by ちた(チハラタケル)
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■コーヒーの入ってないクリーム。(懲りずにポップンししゃも夢)
誰が毎日、あたししか知らない(と思う)このポリバケツこねこくんに、ゴハンを与えてるっていうんだろう。
「……ま、いっか。」
いちいち考えるのも面倒。それに…
「見てよこねこくん!今日はね、あたしがゴハン持ってきたよッ」
ね、今夜はあたしがゴハン係だよっ。ちょっと奮発して、少し高いヤツ買ってきた。
CMでお上品そうな血統種のねこさんが美味しそうにモフモフ食べてるやつ。
「にゃん」
プルトップを開けて、こねこくんの前に置く。
最初は不思議そうにしてたけど、ふんふん匂いを嗅ぎながら近づいてきて、ぱく。とかぶりついた。
あとはそのまま一気にもぐもぐもぐ……………
(あぅ…やっぱり、食べてるとこもかわいい…)
しゃがみ込んで、お食事の様子をじっと眺める。(ホントはこういうコト、猫にやっちゃいけないんだけど)
あまりのかわいさに、このままお持ちかえりしたいッ!という感情が沸き起こるけど…
でもダメ。
「…うちの母さんが…猫アレルギーじゃなかったらよかったのに…」
あたしの母さんは、真性動物嫌い。
それに加えて毛玉で喘息になってしまうから、うちじゃ昔からペットなんか飼ったこともなかった。もち、猫なんて言語道断。
それに対して、あたしは小動物めちゃラヴで。『ペットほしい論争』に火花が散ったのなんて、もう数えるのもめんどくさい。
「……………あーあ…」
こねこくんの横に体育座りして、ボーっとこねこくんを見つめる。
…おうおう、食欲旺盛だこと…もう8割がた平らげてる……なんか意外。
そのうち、こねこくんの謎めきゴハン係サンのことがもう一度頭に浮かんだ。
どんな誰なのかは知らないけど。
こんな普通のノラ猫にドライフードより高くて美味しい猫缶を与えてる上に、味のローテーションも(値段は一緒だけど)なかなか頑張ってるみたいだし。
こねこくんがこんなに人懐こいってコトは、かわいがってる証拠。
悪い人じゃ、ないよね。
そう、思ったとき。
「―――あれ、今日は先客さんがいたんだ」
頭の上から声。
「…うにゃんっ」
と、こねこくんが食事中なのに顔をあげて、一声、鳴いた。
「えっ……」
慌てて振り向くと、そこには。
「こんばんは。ししゃものゴハン、有難う」
オレンジ色の髪と、緑のスーツ。
やさしい顔をしたお兄さんが、…これまたやさしい…ってか、どっかぽーっとした微笑みで、私のすぐ後ろに立っていた。
つづく
++++++++++
うーん……どうだろう…てかししゃも最後しか名前でてきてないよッ?!!ιι
サトウさんキャラ掴めん〜まともに書き直したい〜
08月18日(日)
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