ID:77058
徒然なるままにときど記
by TORY
[130412hit]

■本ばかり日記(?)
図書館に行ったら、折りたたみテーブル2つと本棚1つを使って『ご自由にお持ちください』企画をやっていました。
いつもは本棚のみでひっそりやっているのでビックリしていたら、『あらしのよるに』の一件(1月7日の日記参照)以来微妙に仲良しの司書さんが顔を出して一言。「このままだと全部廃棄だからどんどん持ってって〜!特にハードカバー!!」
しかも買い物ついでによったので袋など持っていない私に紙袋を2重にして差し出してくれるサービスぶり。(笑)
嬉しいやら恐縮やら複雑な気分で物色を始めると…何とまぁ、琴線に引っかかる本があるわあるわ…
ずっと前から読んでみたいけど買うほどではなかった本や、私にとって興味深いジャンルの本がかなりあって思わず顔が緩みっぱなし。
宮部みゆき先生の『R.P.G』、恩田陸先生の『puzzle』、阿刀田高先生の『ギリシャ神話を知っていますか』、田辺聖子先生の『源氏物語・宇治十帖』現代語訳、サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』、『深夜特急』シリーズや小説版『NIGHT HEAD』、マンガではCLAMPの『聖伝』。そして日本の神話本、イギリス王室本やハプスブルグ家に関する本、精神分析の本など…
気がついた時には、2重にしてくれた紙袋を1枚ずつに解体して両手に持っていた私がおりました。
そして親に「床が抜ける!」と咎められる前にコッソリ自分の部屋持ち込み。
とても幸せです。
それと同時に「読まなくなった本の整理しなくちゃ」と深く思った私。
両親も揃って本好きなので、我が家はたまりたまった古本で山を形成しているのです。
今度それらを一気に片付けようと決意した私です。もちろんコッソリではなく。

文書の前半部分を読んで疑問に思った方もいらっしゃるでしょう。
「興味があって買えなくて図書館にあったのなら、何故お前は今までそれを読んでなかったんだ?」と。
本を持って帰った時には嬉しくて気づかなかったのですが、私にとっても最大の疑問がそこにあったのです。
何故ならそこにあった本、雑誌類以外は貸し出し用として使われた形跡が全くないからです。
しまいにはブッ○オ○の値札を貼っているものまであります。
冷静に考えると、どうしてだろう?と首をひねるばかり。
恐らくは古本屋のない我が町で、金のかからない(ウチの街はごみを出すのに証紙を貼らなくてはなりません)本の処分方法として図書館を利用したものの、図書館側ではスペースも狭いので出す余裕がなかったのだろう…というのが私の推測ですが。
今度図書館に行ったときにあらしの司書さん(ネーミングかよ)がいたら訊いてみようと思います。
02月04日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る