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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
[850603hit]
■タダマス22・リワインド
1. Marcus Strickland’s Twi-Life
album "Nihil Novi" (Blue Note Records/Revive Music B002468402)
1曲目 Tic Toc かっこええ、複雑なリズムではなしに同時併走的につながってゆくのがたまらない、
(4台のラジカセで同時にR&Bをかけてるみたいに気持ちいい)と思ったのはいいとして、この音楽の事態がそうかというと全然違うのね、
時報のような定ピッチの電子音がめっちゃ気持ちいいのは何故?、
ミシェルンデゲオチェロのプロデュースが入ったという、
どこでどうどもったり1拍置いたり加速停止したら気持ちいいか判っているのだな、
2. Henry Threadgill Ensemble Double Up
album "Old Locks and Irregular Verbs" (Pi Recordings PI 64)
タダマスの2曲目に現代ジャズのキングオブキングたるヘンリースレッギル総統の新基軸が!かかる、
もはやスレッギルは楽器を弾いていなくても、そこに厳然として君臨しているという、ありようの畏怖だ、
彼らの演奏するリズム変拍子は、もはやリズム変拍子という認識によってなされるのではない、身体化した演奏筋肉の自発の次元なのだ、
タダマス1曲目2曲目は全く異なる生成原理によって演奏されたものであるのに、ワタシがリズム躍動というものを聴取し認識して捕まえるか捕まえないか攪乱される快楽、攪乱される快楽においては、同値だとまでは言わないまでも、並べてしまいたくなる欲望を喚起する、
益子さんの狙いがあるのではないか、とまで思う、
3. Bobby Avey
album "Inhuman Wilderness" (InnerVoice Jazz IVJ 102)
Jordan Perlson - drums、かっこいい最先端なリズムだ、ここまで来るか、来るよなあ、
ドラム以外の演奏には耳がいかない、
4. Guillermo Klein
album "Los Guachos V" (Sunnyside Records SSC 1414)
ううう、この人生をしくじってはつんのめって挽回しようと気は焦るがやっぱり転ぶ、的な、ビート!
なになに、このビートはどういう手法なの?気持ちよすぎて心臓に悪いのだ、
5. Megumi Yonezawa Trio
album "A Result of the Colors" (Fresh Sound New Talent FSNT-504)
このピアニストの底知れぬ才能に、謎に、輪郭をつかもうとする触手をはぐらかす魔性のピアニズム、
比類がない、
一見へたくそに聴こえる、ちょっと安心したかと思うと軽い悪夢に踏み込んでいる、
これまで結構たくさんのピアノを聴いてきたけど、このラインは存在しなかった、
で、本人はそのつもりも意図もこだわりもないはずで、こういうのは天才としか言いようがない、
ジャケもインナーもじつにその反転のありように思えてわたしには美しい、
6. Lilly Joel
album "What Lies in the Sea" (Sub Rosa SR 416)
今回最大の衝撃というか、天国的なサウンドコラージュ、コラージュではない、ううう、これは松籟夜話でかかってもおかしくないのではないか、と、思う、
なぜそう思うのか、わからん、
ええい、福島さん、津田さんにきいてしまおう、
・・・テイストとして、すごくカルトな・・・というか、サイケ・マニアが探しているような、よく「オブスキュア」と形容される、得体のしれない曖昧模糊とした「心霊現象」的な音楽に感触が似ていますね・・・(福島恵一)
以下スラスラと参考音源を挙げるくださったのだった(驚愕ものだー)
Mauve Sideshow-Golden Sand From the album, "Dark Flowers".
■
The Inevitable Chrystal Belle Scrodd Record
United Dairies, 1985
■
Chrystal Belle Scrodd (Diana Rogerson) - The Little Seed / Scitzo
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Nurse with Wound - Homotopy to Marie
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Asmus Tietchens - Studie fur Glasspiel
Formen Letzter Hausmusik - 1984
■
Alain Kremski : Prières et méditations secrètes
Musiques rituelles pour cloches et gongs. Auvidis 1979
■
7. Pascal Niggenkemper Le 7ème Continent
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07月25日(月)
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