ID:7590
Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
[850694hit]
■危機/イエス 福島恵一 200CDプログレッシヴ・ロック 立風書房
今夜はここで朗読をする。若者たちは福島恵一に導かれて、プログレッシヴロックのパースペクティブを手に入れるべきなのだ。でなければ先人たちの拓いた果実は失われる、音楽の価値に気付かずに人工甘味料にとどまっては、それは死を意味する。
危機/イエス 福島恵一 200CDプログレッシヴ・ロック 立風書房 2001年刊行
しばらく前に「Quiz」というTVドラマの中で、一瞬、イエスの代表曲「燃える朝焼け」の冒頭部分が流れる場面があった。懐かしいと思う以前に、炸裂する暴力的ベースと冷ややかで鋭利なメロトロンの組み合わせに思わず耳を奪われてしまった(CMで流れる「21世紀のスキッォイド・マン」など問題にならないくらい)。そこには「Quiz」のオープニング曲(なかなかの出来)と同様の(プロ・トゥールズ)等を用いた)デスクトップ的な編集感覚がある。
「シンフォニック」と称されながら、実は70年代イエスのオーケストレーションは少しもシンフォニー的でない。もともと変拍子や複層的展開を多用し、「計算尺を使って作曲する」などと言われた彼らだが、通常の範疇を明らかに逸脱した個々人の過剰なアレンジメントを、ライヴのオープニングに用いていたストラヴィンスキー「火の鳥」が象徴するように、リズム細胞の構築をベーシックな枠組みとして強引にまとめあげたというのが正解だろう(だからテーマ・フレーズは結構素頓狂だったりする。それでもちゃんとプレイできてしまう演奏力は異常だ)。
オーケストラ・ヒットをサンプリングしたヒット曲「ロンリー・ハート」の遥か以前から彼らはサンプリング的だった(反対にステレオラブ「ミルキーウェイ」なんて、とてもイエス的だと思う)。「ぎこちない曲をぎこちなく演奏する」(cディスクユニオン沼田順)とは、この各部分の独立性/自己主張の強さによる。それは演奏/グループ・イメージを統括するファサード/フロントマンの不在ともつながっている。
アンダーソンのヴォーカルはグループの顔とはなり得ず、むしろ歌詞の徹底的な抽象性=無意味さ(ノンセンス)を介してロジャー・ディーンの提示するヴィジュアル・イメージと結び付き、恐ろしく透明な空間の中、4リズムが超高速でドライヴする傍らを浮遊している(ジェントルジャイアントの一貫してシニカルなポーズや遠近のある対位法的編曲と比べてみること)。
ルイス・キャロル(=数学者チャールズ・ドジソン)が鮮やかに示してみせたように、ノンセンスとは論理の無視ではなく、ある論理を徹底した結果なのだとすれば、S&G、CSN&Yといったコーラスの美しいフォーク系ポップからスタートして、次々に導入される新たなテクノロジーに対し明るく「イエス」と言い続けた帰結が、四作目『こわれもの』から代表作『危機』、ライヴ『イエスソングス』、大作『海洋地形学の物語』を挟んで竜巻の如き『リレイヤー』に至る傑作群と言えるだろう。意味とシンボルと物語で埋め尽くされた時代にあって、この徹底してノンセンスなサウンドの爆裂ぶり(フュージョン的なテクのたれ流しとも異なる)は本当に凄まじい(それとも無意味さ(ノンセンス)こそがサウンドを開放したのか)。
ひなまつり、美人秘書さんがたださんお休みいいですよん、有休、JKきよりん「1次マルス!布石膏説どこいったの!ジョルジュは!モリエは!」FBいみふ、がんばれ受験生、
昨日は、ALWAYS三丁目の夕日のテーマ曲をかけながら飯倉から東京タワー、虎ノ門、皇居前、日本橋、人形町、学士会館、江戸川橋と走る、
思うのは、砂川の宮下、線路わたった二股に狭くて背の低いタバコ屋があったっけ、4さいのぼくはママと吹雪の中を歩いてタバコやの軒先で暴風雪を避けてひと休みしたのだった、ママかおがいたいよ寒いよ、グーグルマップで風景を見ると、タバコ屋は更地になって晴れた夏の空間だけがそこにあり、タバコ屋から住んでいた借家までは10mほどしかないのだった、
ドキドキして目がさめたんだよ、書くのもはばかられる、なんでこげなエロジジイな夢、
(夢)
[5]続きを読む
03月03日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る