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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■【 Africa in Revolutionary Music 】 Charlie Haden & Paul Motian / For A Free Portugal
Charlie Haden & Paul Motian / For A Free Portugal
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(FB記事保存)
学生の頃に聴いたヘイデン〜モチアン演奏でしたが、ジャズファンは誰もこのトラックを反戦という意味でしか聴いていなかった気がします。
それなりに当時のパンクロック、というか、デュルッティコラムでも、ラデュッセルドルフのフラッシュバックでも何でもいいのですが、耳の位相を変える新しい態度にさらされていた世代であったので、・・・
というのは後付けかなー
楽しい思い出になってうれしい!
【 Africa in Revolutionary Music 】
1989年のモントリオール・ジャズフェスでのチャーリー・ヘイデンの8つのプログラムの内、唯一CD化されていなかったメセニー、デジョッネットとのライヴがとうとうCD化されるという投稿をしたが、この事を知ったのは実は先日の松籟夜話のおかげでした (ただし本編ではなくて)。
2月7日のこの日、ビブリオテカ・ムタツミンダの大テーブルを片付け、スピーカー等のセッティングをして、20ほどの椅子を並べる等の準備があって主催者の三人共々午後2時頃に会場入りをした。前回の「松籟夜話-番外編」の経験があったので、午後4時頃には全ての準備が整い、皆で色々なCDを再生して楽しんでいたら、多田雅範さんが早くも来場して「試聴会」に参加 (1枚目の写真)。
この時、多田さんが持ってきてかけたCDがヘイデンがポール・モチアンとのデュオを繰り広げる『クロースネス』の4曲目 "For A Free Portugal" だった (2枚目の写真)。
♪ Charlie Haden [ Closeness ] (Horizon Records & Tapes / A&M Records, 1976)
自分は10年ぶり、いやもっと久しぶりに聴く『クロースネス』だったが、モチアンとのデュオって (つまり4曲目) ってこんなだったっけ?
自分の記憶に残っているのは1曲目〜3曲目のキースやオーネットやアリス・コルトレーンとのデュオだった事にこの時に気づいた。
この4曲目は他の3曲と違い、LPレコードを再生しながらその再生音と共に二人が演奏をしているという「特異」な録音になっている。
録音時に再生されていたLPとは、ジンバブエ、モザンピーク、アンゴラ、タンザニア、南アフリカ等の合唱団やストリート・ミュジシャンの歌唱・演奏を記録したオムニバス盤。こちらです ↓
https://www.discogs.com/Various-Africa-In-Revolut…/…/5542314
福島恵一さんの薫陶よろしくフィールド・レコーディングものを数多く聴いてきた耳にはこの4曲目が全く「特異」には聴こえなかった。おそらく以前はこの録音の捉え方がわからなかったのではないか、自分の耳は (*)。
だからアルバム『クロースネス』の記憶から4曲目が落ちていたに違いない。
福島さんが先日の松籟夜話について書かれている文章内の「インプロヴィゼーションをフィールドレコーディングのように、あるいは反対にフィールドレコーディングをインプロヴィゼーションの如く聴くこと。演奏者・作曲者・制作者の意図を目的=消失点とせず、そこに耳を係留しない不定形の聴取を目指すこと。」を自分の耳もなぞれるようになったのかもしれません。
以来、このCDはヘビロテに。アルバムを通して聴いてみても、やはり3曲目に大変魅入られるのでした、今の自分は。
おかげで、自宅からヘイデンのCDもいろいろと降ろして店で聴き始めた途端に思い出したのだ。そういえば1989年のモントリオールのライヴ・シリーズのメセニー達とのやつって……リリースされたのだろうか。
気になって検索した途端、「この2月にいよいよ発売!」の情報が目に飛びこんできたのでした。
(*) この投稿をするにあたって、『クロースネス』について、特に4曲目について触れている文章があるのかと検索してみたが、ジャズ好きのブログで『クロースネス』について書かれている文章は少なくないが、曲に関して触れられるのは1曲目〜3曲目のどれかのみ。
曲名のクレジットはあれど、4曲目について書かれている文章を見つける事ができなかった。ジャズを聴かれている方にとって、この4曲目はスルーされる存在なのかもしれません。
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02月12日(金)
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