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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■図書館系ジャズユニット[ライブラリ]@四谷茶会記 「物語り自身のスピードで」
中央大学理工学部へ。見える東京ドーム、ホテル、ゆうえんち。
オランダ大使館の裏でもあるわたしの憩いの喫煙所で、そういえば、と、耳をすます、耳のフォーカス触手が桜田通りの上空や、雑木林の風音、OLちゃんたちの靴音、灰皿のそばに立ちぷふぅーと煙を吐くおっさんを把握しつくし、
池ちゃんのFBシェアで今日はライブラリがあると知る午後。行ける!とシェアしたとたんに内線で夜任務を受注。ああ、今日は行けない。目黒区八雲図書館へ走り、茅場町たかねで蕎麦大盛り、東京駅に戻るとすぐにお迎え、首都高2号線、20時30分、246で大橋、表参道、青山一丁目、こないだ妹と待ち合わせた晴れたスタバを左折、喫茶茶会記。
セカンドセットのジャズバラードが壁越し。こんなすてきなスロウでスタンダードな演奏がここで流れるのは珍しいわね、と女の子。壁越しのシチュエーションが、どこか遠くの架空の街からのもののように響く。
ライブラリのYouTubeが蛯子さんのサイトにあるよー
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ライブラリについては日記に書いたっけ?
あったあった。
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Jazz Tokyoの年間ベスト、3枚それぞれに入稿したのに同じ短文という編集ミス、ままー。
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やれやれ。
とっちらかった情報があちこち、伝わらないわよねえ、編集工学が世界を明らかにするのよねえ、
そうだ、福島恵一さんのブログがあるではないかー
耳の枠はずし
日常が文学に飛躍する瞬間 − 「ライブラリ」ライブ@喫茶茶会記
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タダマス15でゲストだった蛯子さんに、福島さんが強く反応していた。
耳の枠はずし
ミュージシャンシップとは − 「タダマス15」リポート
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「ライブラリ」のメンバーたちは固定されているものの、演奏の度ごとに改めて選び直されるのだろう。そこでメンバーひとりひとりは独立した人格/個性というより、複数の性格の異なるテクストの束であり、蛯子はそれを読み直し、取捨選択し、関係の線を張り巡らし、戦略的な配置を試みる。これはとりわけ日本という、単一民族/単一文化というあからさまな嘘を敷き詰め、階級もなく平等だと偽り、個人/個性の揺るぎなさを賞賛し、誰もが意思を通じ理解し合えるとばかりに亀裂を封じ込める風土においては、極めて異例な取り組みだろう。こうしたことを発想できる背景には彼の滞米生活体験が活きているのかもしれないし、ジャズを知らず、楽器演奏経験も乏しく、自前の楽器すらないにもかかわらず、ビックバンドのオーディションにも、チャーリー・ヘイデンの個人レッスンのセレクションにも通ってしまうのには、プレイヤーシップでもミュージシャンシップでもない何かを、人が彼のうちに看取ってしまうからなのだろう。
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「複数の性格の異なるテクストの束である」という、動かし難い名言に斬られた。
この批評を手に、ライブラリのライブを体験すると、驚くほど事態は明らかになり、それはそのまま手にしていない時のわたしとは異なる、次元を上げた聴取体験になったことだ。
しあさって、3月9日(月)
「森が夜をまとって」
三角みず紀 詩、朗読、声
千野秀一 ピアノ
開場 19:30 開演 20:00
目黒アピア40 目黒区碑文谷5-6-9 サンワホームズB1
なんと、天才ピアニスト千野秀一との!
なぜ千野秀一と公演するようになったのー
「お正月に一緒に花火を観に行くくらいに仲良しになったのです」
詩人らしい即答
3月6日FRI 図書館系ジャズユニット[ライブラリ]@四谷茶会記
「物語り自身のスピードで」
結局、これ以外の言葉は自分には見つかりません。
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03月06日(金)
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