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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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東大寺と大仏殿が何者に対する鎮魂であったか。
法隆寺の聖仏会で聖徳太子の前で舞う蘇莫者とは。無念に怒り狂う舞い。血だらけで開いた瞳孔で現世を呪う舞い。
古事記日本書紀で隠された覇王の存在。

最澄は天皇の庇護を受けて天台宗を確立、奈良六宗をボコボコに論難したわけだが、空海は、華厳は何とかなると奈良六宗勢力を護るわけだ。密教で鍍金してくれと奈良六宗勢力から要請があったかと。華厳の清浄に満ちた東大寺、大仏殿で毎日あげられるお経は今日もなお空海が持ってきた理趣経であること、お水取り練行僧の職名に咒師というのがあるのと、が、鍍金の痕跡であるらしい。

最澄によって無為なものに棄てられる可能性すらあったものを、空海は護ったのであった。
12月29日(土)
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