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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■PVがYou Tube「DOVES from “Home”」で視聴でき


札幌市東区苗穂町の東栄中学校に転校したニセコロッシは、函館市立港中学校で使用していたランドセル型のカバンをそのまま背負って登校しはじめた。東栄中学校では片方の肩から提げる白い柔道着で出来たようなショルダーバックがスタンダードだったから、登校する途中で待ち伏せされてワルガキたちにからかわれた。1974年。

住宅街ルートで帰り道、中学生たちが5・6人、じゃれついてんのかイジメのギャグなのか、通行人のおれの接近を意に介さないで声をあげ、ドタバタしている。「うるせー!クソガキ!」、怒鳴りつける、おめーら見てると不愉快なんだよ。全員の動きがピタっと止まって2人の「すいません」声が揃う。なんなんだこのオヤジというオーラはあるけど声になってこちらに届かないので、憮然と素通りする。憮然とした顔するのも演劇みてえなもんさ。2012年。

タワーレコードのフリーペーパーintoxicateに原稿800字を入れる。

まぶしいばかりのアコースティック・ギターとピアノのつまびき、エリオット・スミス好きなおれにはストライクなアラン・ハンプトンの声!すかさずポスト・マーク・ターナー的でデズモンドの甘さの毒で入ってくるサックスでノックアウト。ダイナ・ステファン、要チェックだ。これがアメリカから届いた東日本大震災のチャリティーCDとは。6月にニューヨークはダウンタウンジャズシーンの定点観測に出かけたジャズ評論家益子博之がライブであまりに良かったとベッカ・スティーヴンスのCDをくれてた。ワイアード編集長若林恵が昨年の年間ベストに掲げた盤だ。そのベッカがアカペラとオリジナルの2曲。グレッチェン・パーラート、サシャル・ヴァサンダニといった花形ヴォーカリストのほかに、アダム・ロジャース、クリス・トルディーニ、ベン・ウイリアムスといった光るジャズプレイヤーたちが集った。このチャリティを企画したNY「ジャズ・ギャラリー」プログラミングディレクターであるサカイリ・リオさんのパートナーが、注目の作曲するドラマー、ジョナサン・ブレイクであり、じつに細部まで行き届いたサウンドで支えている、タイコの質、重要だわ。当初は被災された方々へCDをプレゼントする企画だったという。レコーディングでは化学反応が起こるようにアイディアが音楽になった、これだけのミュージシャンがそれぞれ1・2テイクで仕上げていったという、これは魔法のようなセッション作品だ。PVがYou Tube「DOVES from “Home”」で視聴でき、この曲と、冒頭の「がんばれ日本」メッセージはチャリティらしい仕様を聴かせているが、中身の7曲は格別にクオリティが高い。フェイスブックですぐにミュージシャンとつながれたり、マイクロ・ファンドですぐにCD制作の応援ができるようになったり、音楽はとても近くなった。そんな空気感が詰まっているような奇跡の作品だ。そうそう、アビー・リンカーンの「The Music is the Magic」がいい色彩でカバーされている。

夜勤明けに寝る前に一気書き。ジャズのセッション作品のように記述したのはストライクではない。ポピュラー音楽のヴォーカルものを編んでいった様相のほうが強い。だけど、こう言い切って大丈夫なくらいなクオリティの高さがあるCDだ。アメリカのミュージシャンの1年以上経ってからの震災チャリティ?と、スペック的にはわたしにはちっとも魅力的ではない。伝えたいのは演奏の良さだ。

シフの平均律ECM新譜を聴かせてもらいたいなー。

きよちゃんの夏期講習代分割第1回とアニメグッズ代とこいちゃんのPC通信費で2まんえんエクスワイフに送った。フェイラーのハンドタオルとカラフルな付箋と嵐ニノの全面広告が載った新聞を同封した。

キター!(死語)小石川図書館からあがた森魚『俺の知らない内田裕也は 俺の知ってる宇宙の夕焼け』予約の順番が回ってきたとメール。買ってないのか?ときかないで。友だちんちで聴かせてもらってたけど、買えないでいたんだよ。

おし、今夜はココイチで3カラのカレー大盛りを食べにゆくぞ。3ヶ月周期で食べたくなるなー。


編集CDR『エリカB』

01. バナナの葉の下で / 杏ふるや
02. 山椒魚が出てきた日 / あがた森魚

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09月27日(木)
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