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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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「つねに現在進行形で変貌と深化を遂げる現代のジャズ。気がつけば本場アメリカのブルーズの求心力を失い、ジャズ本来の別の可能性である遠心力に活路を見出そうとしたとき、ECMは突然、周縁でありながら中心でもあるという奇妙な重力場へとせりだしてきた。80年代にジョー・ロヴァーノとビル・フリーゼルをピックアップした法王ポール・モチアンの軌跡は、見過ごされがちだが現代ジャズの最も重要な震源だったように思う。浮遊するタイム感覚の上でお手玉や綾取りをしているような同質楽器の対話、夢の輪郭をなぞるようなサウンド……。いきなり化けたベースのトーマス・モーガンは菊地雅章とのトリオ作が予定されている。現代のすべてのサックスを手にする学生が参照点としているマーク・ターナーも捕獲された。建築鍵クレイグ・テイボーンは、「ピアノ・ソロの革命がまたもECMから」というべき作品を問うた。」
このテキストは音楽批評•益子博之さんはじめ耳の6兄弟たちとの交流のなかでかたちになって、苦労をかけた次男坊に読まれてオヤジえらいなと言われた矢先に法王モチアンの訃報に。この春先のニューヨークVillage Vanguardでは若きエリックハーランドと週替わりで叩きあうかのスケジュールで現代ジャズを鳴らしていたではないか。
intoxicateに追悼文を書こうと思います。
11月23日(水)
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