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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■福島恵一「耳の枠はずし」第4回 複数のことば@ 清水俊彦を聴く
福島恵一「耳の枠はずし」第4回 複数のことば@ 清水俊彦を聴く。■
剽窃論文問題に触れ、福島さんは初版で読んだときに「清水さんらしからぬ、つまらないものだ」と思ったそうだ。清水さんにはリニアに歴史を書くことはむしろ執筆してこなかった特質があるし、またその書籍の執筆依頼を断れなかったであろう人脈的背景もうかがえるとの指摘。
清水俊彦で検索をかけると同名の小児科医と剽窃問題とキーワードが出てしまう現状。
福島さん自身、清水さんのテキストに触発されなければフリー・ジャズや即興を聴くことはなかったとも。
平岡正明との対比や、なぜ清水俊彦だけがポスト・フリーという切断面を記述することができたのか、詩人としての清水俊彦とその背景、高等遊民の系譜、などが論考された。
おれなぞは高等ユーミン???荒井由実?松任谷由実?着飾ったユーミンの想像をついしてしまい、ひとりでうつむいてしまったが。
久しぶりに聴いた音源には圧倒され、初めて聴いた音源には驚愕した。
ブラクストンの『フォーアルト』は血の噴き出すような攻撃的なソロだったと記憶していたのに、ずいぶん理詰めで、現代音楽の思考のように吹いてるように実感してしまった。
ブラクストン72年のシリーズFという録音は初めて聴いたけど、このサウンド、そのままECMサウンドじゃないですかっ!サーマンECMに近いものがあるではないですか。どうしてなんですか福島さん。
ジュゼツピ・ロ−ガンは学生時代にアナログ盤を買って「間違いなくもう聴かない!」とマージャン部屋の天井のかもいにジャケを陳列して数年し彼女と引越しをするときにほこりとヤニに汚れたためゴミで捨てられていた盤なのに、なにげに良かった。
いちばん驚愕したのはレイシーの『Lapis』だ。こんな演奏をしていたなんて知らなかった。
フィールドレコーディングも実験音楽も即興もプログレも音響もごった煮で入った先鋭盤ではないですか!これ、まじ欲しい。
05月10日(月)
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