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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■ヴィストリップ(vistlip)のデビュー作『Revolver』

ヴィストリップ(vistlip)というヴィジュアル系バンドのデビュー作『Revolver』を聴く。■

左はしの狂気を感じさせるメガネくんはどんなんなんだ、80年代のザ・ウィラード(おいらは吉祥寺に彼らとラフィンノーズと遠藤ミチロウのブッキングを聴いた世代だ)を想起する。ヴォーカルは正統にガクトを踏襲。ヴィジュアル的なバランスはカンペキで、あとの3人の可変性がカギだろう。が、それも折り込まれてこのバンドは仕組まれているな。見事だ。

まず演奏としてタイコがしっかりしているところですでに買いなのであるが、楽曲のメロディがかなりいい。耳に残るいい旋律を書く。
デスメタルとの落差の効かせかたについツボにはまる「EDY」。

歌詞はヴォーカルが書き、作曲はギターとタイコがふたりで担っている。おいら的にはタイコの作曲という点にサムシングを感じる。
もうほとんど「ソドム+ルナ・シー」と「メタリカ+ラルク」の間にある、売れるサウンドの王道だと言っていい。

ヴォーカルはすでに完成している。
ヴォーカルの声質はこういうヴィジュアル系バンドでは生命線だと思うので、これはもうあとは、筒美京平やミスチル桜井を参照に、下品なほどに甘く切ない、重層化した旋律をおじさんは期待したいところなのだ。

ヴィジュアル、演奏、楽曲がここまで高い水準で揃っているバンドというのはあまりない。
最初は事務所のチカラがものを言うこの業界である。あとはあれだな『Revolver』というビートルズのアルバム名でもあるなんともフツーなタイトルであるところが、実際の彼らの音楽的魅力との引き金になってないぞ。
さ、あとはどう動画的に動くバンドなのだろか。
05月06日(火)
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