ID:7590
Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■ジャレットへのインタビューがあるとするなら。
ジャレットへのインタビューがあるとするなら。

おれ、ジャレットに興味がなくなったなんてことないです。
見限れないの。永遠に見限らないと思うの。
硬派なジャズファンは「嫌いだから聴かない。あんな自己陶酔べとべとな表現をアートとは呼ばない。」て言い切るカッコよさがカッコわるいわ。

レイディアンスは特別に素晴らしく、カーネギーは経歴最下位の駄作、マイフーリッシュハートには倦怠感しか感じないわたしからキースへの4つのしつもん。
@ユニバーサルシンコペーションを聴いて(聴いてないはずない)、どう考えたか。
Aユニバーサルシンコペーションのガルバレクを聴いて、以前と異なった次元でのヨーロピアンカルテットを構想しなかったか。(April Fool記事でマイ・ソング再演カルテット再結成ニュースがあったけど、いやいやいや、冗談じゃなくていいって、現在の彼らならアリだって。すごいもんできるって)
B新しい世代のジャズメンの演奏を聴いたりしているのか。サックスを加えたポールモチアンとのカルテット、には、いまだ可能性があると思うけれども、どうしてリスクをとらないのか。
Cスタンダーズに飽き飽きしている一部の長年のファンとしては、保護者同伴で自分のすがたを鏡に映して自分との会話に自閉し続ける現在のジャレットがほんとうに痛々しくさえ見えます。2000年以降、ジャズメディアでの饒舌とは反比例して。

・・・やっぱり4番目の質問はやめよう。というか質問になってないし。中傷だし。
上記3つのしつもんは、アリだと思います。

聴きたまえ!東京ラストソロでの「ブレーメン・アンコール」!!!■
ロックミュージシャンのようなウタゴコロと無謀ですらあるロマンチシズムを基盤にしていた音楽だろ?
こんなもん、ジャズじゃないだろ、ポールサイモンとかミスチルだろ。
フォークでありフリーターであり70ねんだいであり陳腐でさえあるだろ。
こういうキースの録音を復刻することも強く希望する。そう、二度と戻れないキース・ジャレットに、ぼくは出会いたい。

「Keith Jarrett - I Loves You Porgy」■
アルバムとはまた違った、撮影用モードでおそるおそるまとめているテイク。

あ、見つけた。「マイファニーヴァレンタイン」の映像。やはりな、このパートはこんなに気持ち込めた表情で鍵盤に指を置いていたのか。なんかキースじいちゃんの表情がいい。なんか許せる。いまでも表情を観客に向けてしわくちゃにするのね。笑えるけど、胸がきゅんとする。そうね。ありがとうキースって、まだ言わないね。■

やっぱり、今のキースは今のままでいいや。
11月24日(土)
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