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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■ふたたびアート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」
ふたたびアート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」。
訳せばこういう意味■なのだけど、my loveとは「ぼくの恋人」では、やはりない。
「ぼくの愛」と言えば、そちらのほうなのだ。
ぼくの欲望を起動させる原因のすべて、を、指すのだと思う。
ぼくは彼女のために生涯を捧げてもいい、とか、かなわない永遠さ、とか、ぼくは失敗を欲望しているのだ、とか。
永遠に失ってしまってから、ひとはその対象を無限に慈しむとか。ね、キリスト教の物語にも見出せる図式でしょ。
つまり、それは、あなたであり、あなたを視ているわたしであり、あなたに視られているわたしであり、わたしの知らないわたしであり。
そのように解釈しないと、この曲の音楽性の高さと歌詞の秀逸ななぞかけとはまったく釣り合わない。
この曲はひとの一生を歌っているようなものなのだ。
生まれて、青年期を過ごして、やがて老人となり、そして死んでゆくという。その暗示として各フレーズは解釈されるところがある。
そこには、朝に赤ん坊として生まれて夕べに白骨と化す、と、語るお経と同等な達観がある。
そいえば80年ごろでしたか、
アート・ガーファンクルも井上陽水もほぼ同時にそれぞれシングルを出した「ブライトアイズ」という名曲もありましたね。
sumita’s selection 2006.3.1
編集CDR 【 オール・マイ・ラブズ・ラーフター 】
01. フィル・マンザネラ/フロンテーラ (1975)
02. ルー・リード/ワイルドサイドを歩け (1972)
03. シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ/フォーリング・アウェイク (2006)
04. ベル・アンド・セバスチャン/使徒行伝第一章 (2006)
05. ムーンドッグ/ラビット・ホップ
06. ムーンドッグ/テーマ・アンド・ヴァリエイションズ
07. アート・ガーファンクル/オール・マイ・ラブズ・ラーフター (1978)
08. アート・ガーファンクル/老人 (1973)
09. ベルント・グレムザー(pf)/プロコフィエフ Pソナタ第7番第3楽章(1994録音)
10. ロキシー・ミュージック/ボーガス・マン (1976Live)
11. アニタ・カー・シンガーズ/あなたと私 (1969)
12. マチート楽団 with チャーリー・パーカー/マンボT(1950)
13. ルー・リード/コニー・アイランド・ベイビー (1976)
14. ジョン・ケイル/ハートブレイク・ホテル (1974Live)
15. バート・バカラック/キャント・ギブ・イット・アップ (2006)
16. バート・バカラック/ドリームス (2006)
17. バート・バカラック/オールウェイズ・テイキング・エイム (2006)
18. 中島美嘉/Cry No More (2006)
03月05日(日)
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