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Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review @ Tokyo
by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
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■田中宗一郎SNOOZER presents 『The Essential Disc Guide 2004 (リトル・モア刊)』
うーん、たまんねー!こういうディスク紹介本は、夢のまた夢のような・・・
・・・この本を手にしてから、ごわーん、という音にならないオーラが、少なくともぼくの視界を覆っている。
皆のもの、あたらしい時代の到来じゃよ。
アジカンとビーチボーイズとムームとコルトレーンとワインライトとマイブラとディランとフリクションとシルヴィアンとバディホリーとスマパンとクイーンとチャーリーミンガスとオウテカとジュリアンコープとXTCとファンカデリックとクリムゾンと中村一義とヴァンダイクパークスが。
並んでいることに理由がある!
これこそリアルタイム・ポップ・ミュージックのリアリティだと思う。
ムーンドックやジョーモリスやあがた森魚やジョーミークやミケランジェリやシャッグスや・・・いや、いい。やめとく。
ごえ?ミッシェルガンエレファント、が、入っているでねえの。どーん、わからん。まずい。かなり最澄して探訪したけど何にもなかったぜよ。
うーん、なぜに曽我部恵一が入っておらん。ハルカリはどうした。田中陽子は。ラ・デュッセルドルフは。クリストバル・ハルフテルはどうした。
ミスチルもおざけんも渋谷毅もポールニルセンラヴもDORGONもペイルココーンもテザートムーンも松平健も、なーんも入っておらんとよ。
・・・与太はさておき。
20代から30代のリスナー(たぶん)がアンテナを張っている興味深いCDたちがぞくぞく掲載されている素晴らしい本だ。
個々のジャンルの歴史を踏まえながら、現在(いま)を横断的に切り取っていることに成功していると思う。
この本は毎年発行されるという。まじめに応援したい。
聴いてみたいディスクがこれほど高密度に並んでいて、「きみたちについてゆきますー」状態であります。
即興・前衛・現代音楽・現代ジャズ・プログレ・民族音楽・雅楽・浪曲・サントラ・音響・エレクトロアコースティックの領域も巻き込んだ、耳のアレキサンダー大王状態の「今」をわたしは夢想したいぞ。でも、死んでるもの(ジャンル)を生きてるが如く見るというのは錬金術に堕するか。
(自分だけのこういうのを作ってみよーかなー。自分の耳の見取り図の変化、に、非常に興味があるんだな。自閉症だもーん。)
▼
8人の児童を殺害し、15人に重軽傷を負わせた宅間守の死刑が執行された。
大柄な体にそぐわない少し高い声の関西弁で悪態をつき続けた宅間、の、その語り、を、ことが切れたその瞬間、を。
麻原彰晃の刑を執行するのは、その死を輝かせる結果になるのは明白なため、執行を躊躇することだろう。
自殺したいやつが小学校に乱入して、目的を果たす、を、触発しないのか?「輝いて死ねるー!」
美浜原発の事故責任者は、じつは自殺したいけどできない欲望を垂れ流していたのだったりして。
「そして僕らは覚悟した 本当の恐怖に気付いたんだよ
・・・笑われる事なく 恨まれる事なく 輝く命など無い」(藤原基央)
不適切な引用をお詫びします。
09月14日(火)
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